私はただのモブなんです！【銀魂】

土砂降り ページ5

Aside






昨日は雨

そして今日は土砂降り

今日は外に出ない方がいいかなと思ったけど

生憎食べる物がないので買い出しに…





帰ってくると万事屋さん達の家の前に倒れている人がいる

すごくたくましい人だ

土砂降りなのだからと

お節介をやいた私はその人を家に引きずり込んだ


その人を見ると思わず笑ってしまった

少しゴリラに似ている

昨日神楽ちゃんから聞いた

真選組のゴリラを思い出したが

さすがに真選組のひとが倒れているわけがない

そのゴリラさんを布団に寝かし頭にタオルを置いて

私は床に雑魚寝した





起きると

屋根に水が当たる音

ずっと土砂降りなんだな

ふと横を見ると布団にいたゴリラさんがいない

……夢だったのかな

すると机の上に紙があった

綺麗な字で

【今日助けて頂いてありがとうございます

このお礼は後日必ずするので

待っていてください

ゴリラより】

ゴリラよりの所で吹き出してしまった





次の日


頭がズキズキしたので寝ていると

戸をドンドン叩く音が聞こえて外に出た

神楽「大丈夫アルカ！」

銀時「お隣さん！？」

新八「橋本さん！？」

万事屋の3人がでてきた

『…え？』

神楽「良かったアル……

外に花束が置いてあったヨ！？

心配になったネ！」

『あっ……ゴリラさんか…』

新八「ゴリラ？」

『あ、いえ！

昨日助けたゴリラさんかなって』

すると神楽ちゃんがハッとして

神楽「昨日って

姉御がたたき出したゴリラのことカ！？」

『あ、姉御？』

新八「僕の姉のことです」

『じゃ、じゃあ姉御がたたき出したゴリラって』

新八「僕の姉のストーカーです」

ス、ストーカー……

ゴリラさんストーカーだったんですか……

銀時「まあお隣さんは無事なんだな」

『は、はい』

すると坂田さんは花束を渡してくれた

銀時「なら良かった

迷惑になる前に帰んぞお前ら」

新八「わ、わかりました！」

神楽「じゃあナ！A！」

『あ、ありがとうございました！坂田さん達！』

私は手を振った



部屋に入ると花束をもう一度みた

上に紙がのっている

真選組局長近藤勲

……マジですか…

どんだけ身分高いんだ…

そして花束

白いダリア…確か花言葉は感謝

ありがとうってことか…

なんか嬉しいな








▼万事屋との親密度がupした！
▼真選組局長！近藤勲との親密度がupした！

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