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Jewelry love09 ページ11
「ノートンが私に抱いてる感情と私の感情が違うのはわかってる。
それでも伝えなきゃ変わらないって思ったの」
声が震える…
どうしていいかわからない……
「避けてたのも…私の事気にしてくれるかな？って思って…
でも、それでノートンを傷つけたよね…ごめんなさい…」
だめ…もうここにいれない。
これ以上言葉が出てこない…
「…本当にごめんなさい…。でも私がノートンを好きって言うのは本当だからっ！！」
そう言い残して私はノートンの腕から抜け出し自室まで走った。
ノートンは追いかけてこない…
当たり前だよね…
明日からどうしよう、気まずい…
そっとベッドに横になる。
枕に顔を埋める。明日から怖いけど、それでも明日は必ず来るし、
この荘園にいる限りノートンとも一緒。
いっその事全て忘れたい。
何もなかったってなればどれだけ楽だろう…
そう思ってもそうならないのが現実で…
私は枕を濡らしながら眠りに落ちた。
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作者名：姫里 | 作成日時：2019年9月11日 16時
