「大妖怪の反省のさせ方」酒呑童子 ページ4
ーある所に、鬼の棟梁がいた。その名は酒呑童子。酒呑童子は惚れっぽく、美しい姫君に恋をした。追いかけ回しては、嫁に来ないかと勧誘をする。
茨木童子「酒呑!!お前、また姫君を追い回しただろ!」
酒呑童子「そ、それは…」
茨城童子「昨日注意されたばっかりだよな?次やったらキツい罰を与えるって言っただろ。
ほら、尻出せ。早くしないともっと痛くするぞ。」
酒呑童子は渋々といった顔で、下半身はふんどしだけの姿となった。
茨城童子「これじゃ、ふんどしに隠れてる部分、真っ赤に出来ないだろ。早く脱げ。」
酒呑童子「そ、そこを叩かれると痛いんじゃ!!」
茨木童子は、そんな酒呑童子のふんどしを取った。
茨城童子「痛くないと仕置きにならないだろ。それで、今回でこういう事は何回目だ?」
酒呑童子「あの姫君だったら…10回…です…」
嘘を吐かない酒呑童子は、素直に回数を言うことにした。
茨木童子「そうか。108折檻じゃ足りないな。10倍して、1080ってとこか。」
酒呑童子「は、反省している!!だ、だから!!」
茨木童子「その言葉、前も聞いたな。前の約束も破ったんだろ?態度によっては、もっと仕置きをしてやるからな。」
一つ叩くと、真っ赤な紅葉ができ、108程打たれればお尻全体が真っ赤だった。
茨木童子「それ程応えてない様子だな。そうだ、姫君にこの姿を見せるか。」
酒呑童子「そ、それだけは!」
茨木童子「…ならその手はなんだ?尻を庇ってはいけないと言っただろう。」
酒呑童子「す、すなない!本当に!」
茨木童子「今まで手加減していたんだ。しかし、酒呑がそういうならば、もっとキツくしよう。」
その後、さっきの数倍の力で叩かれ、最後に茨木童子からの長い説教を、お尻を丸出しにしたまま食らうこととなったそう。
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作者名:花枝 | 作成日時:2020年7月30日 17時