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＊Specialis Revelio ページ13

Harry side

君が眠ってから2週間。
スネイプは眠りから覚めるよう、色々なことをしたらしい。

スネイプ曰く、『手は尽くした。後は起きるのを待つだけだ。』と。

君がそばに居てくれなきゃ、日常がつまらないじゃないか。

君が眠る医務室まで毎日お見舞いに通った。

ロンもハーマイオニーも。

みんな君のこと、心配してるんだ。

早く起きて。
話を聞かせてくれよ。

僕も君に話したいことが山ほどある。

ハーマイオニーなんて、Aのことが心配でずっと部屋にこもって本を読んでるんだ。

…ロンが寂しいそうだって、君と話したいよ。

ﾊﾘｰ「君がいなきゃ…寂しいよ。」

返しもされない言葉が医務室に響いた。

その思いが通じたのかもしれない。

毎日欠かさず医務室に来ていたおかげなのかもしれない。

それとも…

Aが起きたのは、ハリーが言葉をかけた3日後のことだった。