十七，USJ襲撃事件 ページ22
Aside
今日のヒーロー基礎学は災害救助訓練。
只今、バスに乗って移動中。隣の席は爆豪。
それより・・・眠い・・・私はコクリ・・・コクリと睡魔と戦うが呆気なく負けてしまう。久しぶりに鬼狩り再開したんだし、眠くなるのもしょうがない、しょうがない。(←華麗なる言い訳)
爆｢オイ、起きろや鉄仮面。｣
ん・・・嗚呼、着いたか。
『大きいね、爆豪。』
爆｢知るかクソが！｣
知ってよ〜・・・。
その後、13号先生の話を聞いてさて、始めよう。とした、その時だった。鬼の気配がした。どうしよう・・・数は多そうだけど。取り敢えず、斬るか。
私は気配の方に走り出した。
相｢氷河？どうした、戻れ！｣
『ヴィランです。気配がしました。鬼の可能性が大きいです。取り敢えず、茶々丸に連絡を取りたいので誰でもいいから校長に知らせて来て。』
私がそう言い終わった時、目の前にモヤモヤが現れて人間の敵と鬼が現れた。私は真剣を抜いた。
『人に当たっても大丈夫な威力で・・・陸ノ型 氷雪雨』
ドガァァァァンっ!!
多数の鬼｢ギャッ!!ギャァァァァァァァァァッ!｣
うぅ・・・五月蝿い断末魔・・・
クラスメートの方は・・・散り散りにされていた。
ヤバい・・・皆が喰われるっ・・・轟と爆豪はちょっとの間は大丈夫だけど他はヤバい。特に緑谷。まだ、個性が使えて無いから。
タンッ・・・
私は緑谷の水難ゾーンに跳んだ。
緑｢わっ・・・!?氷河さん!?｣
蛙｢Aちゃん！｣
峰｢氷河ぁぁぁぁぁっ!!助けてくれぇぇぇぇぇっ!!コイツら、キモいんだよぉぉぉっ!!｣
あー、あー、峰田うるっせぇ・・・。
『私がそこの３人相手するから、３人は後お願いね。』
緑｢・・・!うんっ!!｣
いい返事。
『参ノ型 氷柱乱』
ドドドドンっ!!
鬼｢ギャァァァァァッ!!何で鬼狩りが此処にッ!!｣
ザンネーン。ヒーロー科にだって鬼狩りは居ますよーだ。
『じゃ、後はよろしく。』
私はタンッと他の人の方に跳んだ。その後も同じようにして、後2ヵ所。轟の所と爆豪の所。轟の方が近いかな。
タンッ・・・
わぁ・・・見事に凍ってるね。
鬼｢こんなもん、通用しねーんだよ！ザマアねぇ！｣
『肆ノ型 寒冷吹雪』
ビュゥゥゥッ!!
鬼｢ギャッ!!鬼狩り!?｣
『・・・ザマアねぇ・・・。』
私はそっくりそのまま、言葉を返した。
轟｢また、鬼か？｣
『ん。じゃあ、私は爆豪ん所行かなきゃ。』
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作者名：十二支 | 作成日時：2021年10月13日 0時
