検索窓
今日:7 hit、昨日:11 hit、合計:19,012 hit

ページ25




「最近どうよ?」



「へっ?何が?」



突然の大ちゃんからの問いに突拍子もない声がでる。


「恋してんの?」



「して…たけど、今はしてないかなぁ。」



「どんな奴に恋してたの?」



「最低だけど…いい人かなぁ?俺にとってはね。」



「山田に好かれる奴はうらやましいな」





…何それ。
もしかして大ちゃんは俺の気持ちに気づいてなかったの??



「大ちゃんは彼女いるでしょ〜俺なんて独り身だよ〜あ〜寂しい〜!」



「俺、もう別れたし」



別れたなんてどうせまた嘘だよ。
そう思ったからわざと聞こえないフリをした。
…もう期待して裏切られたくない。
ひんやりとした夜風に2人の体が小刻みに震える。






「おいで?」

手招きをする大ちゃんにおずおずと近づく。
大ちゃんは俺の後ろに回り、学ランを俺の体に巻き付けると強く抱きしめた。



「あったけーな。ずっとこうしてたい。」



「うん…あったかい」


離れたいけどはなれたくない、微妙な気持ち。
友達でいいと思ってたはずなのに、なんでこんなに胸が苦しいんだろう。




この時、決心した。
もう大ちゃんとは連絡を取らない。

せっかく諦めたのにまた好きになって傷つきたくはないから…。

追記→←*



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.2/10 (29 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
36人がお気に入り
設定タグ:Hey!Say!JUMP , ありやま , arym
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ありやまメロディ♪♪ | 作成日時:2018年5月27日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。