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頭の中はわけもわからずパニック状態だ。
そんな状態で返す言葉なんて見つかるはずない。
そうだ!いっそ、電話切っちゃえばよくね?




さっそく実行しようとボタンを指に近づけた時、伊野尾は話始めた。



『突然電話したら驚くよね〜ごめん!知念から番号教えてもらったんだ。俺の事は伊野ちゃんって呼んで〜』



あぁ…なるほど。知念が教えたんだ。
…って納得してる場合じゃなくて!!






明日、知念への軽い復讐をしようと決意しながら、冷静を装って答えた。



『…で、何の用??』


『だーかーらー、俺と友達になってよ!ねっ。おねがーい』





軽い…軽すぎる。正直、ここまで軽いとは予想外だった。



『いいよー。じゃあね』



しぶしぶ友達になる事を承諾して一方的に電話を切った。
そうしないといつまでも電話を切ってくれないような予感がしたから。





伊野ちゃんの番号を登録…

一応しとくか。

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作者名:ありやまメロディ♪♪ | 作成日時:2018年5月27日 13時

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