♯9 ページ11
-Aside-
林田先生に呼ばれたので教室に入るなりすぐに流星とのんちゃんを見つけた
あっ!って思ったけど先に自己紹介せんとね!
『村田Aです。宜しくお願いします。』
いつ2人と話そうかなーなんて前に立ちながら思ってたら突然名前呼ばれた
誰かと思えば流星や!
『あ!流星!!』
そや、のんちゃん!
『のんちゃんもおるー!』
望「Aさっきもあったやん笑」
ご、ごもっともです。
まぁ、ええやんええやん♪
なんて思ってたら先生に愛想尽かされたしクラスの女子の目線が若干刺さる。。。
わたし、悪いことしたかなー
なんて思いながら先生に言われた席についた
ホームルームが終わったと思えばわたしの机の周りには3人の女子が集まっていた
【村田さんってさ、ツインと知り合いだったの?!】
【Aちゃん(?)とツインてどんな関係?!】
そんな質問ばっかくる。
て、てか【ツイン】(?!)てなに?!
『ごめん、ツインてなに?!』
思い切って聞いてみた
「え、嘘やん。流星くんと小瀧くんの事だよ!!」
あ、あぁ
あの二人の事か!
『流星とのんちゃんは幼なじみだよ』
「え、そうなんだ!」
「じゃあAちゃんは元々大阪居ったん?!」
『うん!親の転勤で8年ぐらいかな?!
東京に居たんだけど、また転勤らしくて大阪戻ってきたんだ!!』
「来なくて良かったんに(ボソッ」
『え?!』
「あぁ、なんでもない!!」
え、今、来なくて良かったんとかなんとかって。。。
「これから宜しくね、Aちゃん!私、米倉雅(ヨネクラミヤビ)!!」
「早島千夏(ハヤシマチナツ)!」
「長居蛍(ナガイホタル)やで、宜しく!」
『宜しくね!!』
この3人が考えてる事なんて想像もしなかった
友達になれたと思ってたんに。。。
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作者名:ありちゃき | 作成日時:2014年11月26日 0時