オールマイトの継承者は、もう1人いた!?3 (ページ17)

今日:4 hit、昨日:18 hit、合計:45,475 hit

＊ページ17

あ「!」

オール「‥‥無意識的に、ブレーキをかける事に成功したって感じか。何にせよ、進展したね、よかった。それと水川少女君にも聞きたい。ワン・フォー・オールを使う時、どういう感じだった？」

あ「ん‥‥何か体中が電気みたいに一瞬ビリビリってなって、体に力が纏ってる‥‥感じですかね？」

オール「‥‥水川少女はそこまでいってるのか。やっぱり治癒の個性なだけあって、反動の制御は大丈夫そうだね」

あ「はい‥‥でも私‥‥しょっ‥‥相澤先生があのヴィランにやられそうになった時、頭を殴られた感触があったんです」

オール「(殴られた感触？)」

あ「その後の記憶がなくて‥‥」

緑谷「そういえば、(人1)ちゃん僕らに聞いてきたよね？‥‥深くは追及しなかったけど、その時何かあったの？」

あ「私自身は覚えてないけど、色々聞いたらさ‥‥ちょっとね」

オール「(何かあったようだが‥‥変に深く言えば水川少女の心にダメージを与えるかもしれない。それに今は緑谷少年もいるし、聞くなら2人きりの時だな)あまり深く考えすぎない方がいい。今の君は十分、ワン・フォー・オールを使いこなせているよ」

あ「‥‥そうだといいんですけど」

緑谷は何か言いたそうであったが、彼女の顔が少し変だったので追及はしなかった

オール「まあぶっちゃけ、私が平和の象徴って立っていられる時間って、実はそんなに長くない」

緑谷「‥‥そんな」

オール「悪意を蓄えている奴の中に、それに気づき始めているものがいる」

緑谷・あ「「!!!」」

オール「君達に力を授けたのは、私を受け継いで欲しいからだ」

緑谷や彼女はあの時、自分がいったヒーローになりたい思いを思い出す

オール「あの時の君達の思いは、今も紡がれているはずだ‥‥そうだろ？」

緑谷・あ「「はい!」」

オール「ならば‥‥それを示す時だ」

緑谷・あ「「!」」

オール「雄英体育祭‥‥プロヒーローが‥‥いや!全国が注目しているビックイベント!‥‥今こうして話しているのは他でもない。次世代のオールマイト、平和の象徴の卵‥‥緑谷出久、水川(人1)‥‥“君達が来た”って事を、世の中に“知らしめて”欲しい!」

緑谷・あ「「!!!!(汗」」