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「楽しかったー」
自宅の玄関で靴を脱ぎなから呟いた。
かなり迷惑かけちゃったけど、手料理に喜んでくれたし良かったかな。
シャワーを浴びて、部屋着に着替えて髪の毛を乾かして。
缶ビール片手にソファーに座れば、イヤでも考えてしまうのは篤志のこと。
篤志のために関係を終わらせるべきなのはわかってる。
でも･･･なかなか勇気が出ない。
篤志を拠り所にしてきたわたしは、彼がいなくなっても平気でいれるんだろうか。
いや、そんなこと言ってられないよね･･･
このわたしの甘えが、篤志を苦しめてきた原因なんだから。
電話しよう。
そして会って話す時間を作ってもらおう。
でもやっぱりその日も篤志は電話に出なくて、折り返しもなかった。
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翌日、バラエティ番組の収録のために局のメイクルームでメンバーを待っていると･･･
────･･･ バタバタバタバタバタバタッ
バンッ！！！
息を切らした隆二くんが入ってきた。
「･･･？ おはよう、隆二くん･･」
「･･･っお、おはよう、Aちゃんっ･･･！」
ハアハア言ってる隆二くんに、どうしたんですか？って驚いてるのは、あきちゃん。
そりゃそうだ。
遅刻もしてないし、なんなら隆二くんが一番乗り。
「いやっ･･･！別になんでもないんだけどっ」
「なんでもないのにダッシュします･･･？」
「いーじゃん、気分転換だよ！」
そして、膝に手を置いてハアハアしてる隆二くんの後ろから入ってきたのは、呆れ顔の臣くんと超笑顔の岩ちゃん。
「おい、イチャイチャしてんじゃねーぞ」
「してねーよ！」
「いーや、してますよ隆二さん」
「どうせ早くAちゃんに会いたくて走ったんだろ？」
「ち、ちげーし！」
「もう！みんな先輩のこと好きなのはわかりましたけど！あげないですからね誰にも！」
なぜかあきちゃんが怒り出しちゃって、みんなで笑った(笑)
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Me(プロフ) - 紫 Yukariさん» そうなんですね！！篤志との関係、個人的に好きだったので何か寂しいですね(T_T)これからも更新楽しみにしてます！続編嬉しいです！ (2016年5月20日 21時) (
レス) id: 6de1d6cb5d (このIDを非表示/違反報告)
紫 Yukari(プロフ) - Meさん» コメントありがとうございます♪楽しみにしてくださって嬉しい！(●´艸`) その通り、篤志との関係は終わりました！わかりにくくて申し訳ない(>_<) (2016年5月20日 7時) (レス) id: 2484694bbd (このIDを非表示/違反報告)
Me(プロフ) - もー（ ; ; ）次が楽しみです（ ; ; ）あの…主人公ちゃんと篤志は終わった(？)ってことですかね？？すいません…いきなりこんな事を聞いてしまって（ ; ; ） (2016年5月19日 21時) (レス) id: 6de1d6cb5d (このIDを非表示/違反報告)
Me(プロフ) - 紫 Yukariさん» これからも読みに来ますね！笑 はい！宜しくお願いします！ (2016年5月18日 19時) (レス) id: 6de1d6cb5d (このIDを非表示/違反報告)
紫 Yukari(プロフ) - めんめんまさん» めんめんまさん、ありがとうございます！はじめて感想を貰ってめちゃめちゃ嬉しいです･･･！初心者なので、読みにくかったりするかもしれませんが頑張りますね☆これからもよろしくお願いします(＾＾)/ (2016年5月18日 16時) (レス) id: 2484694bbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫 Yukari
| 作成日時：2016年5月11日 16時
