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結衣「まさかAがね〜。うん、感心する!」
帰り、結衣が昼休みの時の話を蒸し返す。
「いつまで言う気?(笑)
あんまり言うとバレるから言わないで?」
結衣「分かったよー。あ、今日Aん家泊めて?」
「ん?えっ!ダメだよ!!うん、絶対ダメだ!!」
結衣「いいじゃな〜い!
あのキス事件の現場に行きたい(笑)」
「変なことに興味を示さないで(笑)」
結衣「はいはい、じゃあホテルに泊〜まろっと。」
「ごめんね?家も前より広いけど…散らかってるから…」
結衣「いいっていいって!
邪魔するつもりなんて初めからないし?(笑)」
結衣と途中の道で別れ、いつものように一人で帰る。
────あー今日は寝不足…やばかった…。
さすがに自分でもゾンビに近いと思った…。
結衣にも全部話せたし今日は早めに寝よ。
家に着くと、次のマネージャーの日を確認する。
────今度は…土曜日…
皆に会うのも…当たり前じゃなくなる…
一日一日大事に!うん!!
「おはようございます!
明日は皆さんお待ちかねのライブですね!!」
蓮「そうだなー!また暴れなきゃな!(笑)」
「悔いのないよう暴れてくださいね(笑)」
豆「あ、Aさん!
まだ練習時間欲しいんですけど次何時からですかー?」
「次は…10時からPV撮影です!」
豆「はい!あと30分かな…」
拓「あーまた間違えた!」
蓮「焦るな焦るな(笑)
ここは、そんなに焦んないでもっと力抜いてこうやって…」
いつも見ていたこの光景も見れなくなると思うと、
やっぱり悲しくなる。
奨「A。」
「はい!」
ダンスの練習中、
與那城くんは私を呼び出してスタジオの外へ出る。
奨「なんか…また悩んでんの?」
「あ…はい(苦笑)
やっぱ考えないようにって思うと余計考えますね(笑)」
奨「う〜ん…考えるのは悪くないと思うんだけど。
でもそれが悩み事にまでいっちゃうとそれは皆でさ、
フォローしようって思うし。
Aが悩んでるなら俺らも一緒に悩むし…
一緒に頑張るっていうのは、
悩むのも一緒にするってことだから!
こんな俺らだけど…悩んでるならなんでも言ってな?」
「與那城くん…ありがとうございます!
もう、そう言っていただけるだけで元気出ます!
今度はちゃんと、相談します!!」
────與那城くんって…
きっと前世で1人の人だけじゃなく、
一つの国を救ったんじゃないかな?(笑)
それくらいリーダーの與那城くんは
メンバーじゃない私にも前を向ける言葉をくれる。
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Miaya(プロフ) - くうさん» コメントありがとうございます!!読んで頂けて嬉しいです! (2020年2月23日 18時) (レス) id: 7e8e82bff7 (このIDを非表示/違反報告)
くう(プロフ) - 言葉の表現とかもすごく素敵でした!!すごく楽しませてもらいました〜ありがとうございました! (2020年2月23日 0時) (レス) id: ddbb6960dc (このIDを非表示/違反報告)
みあや(プロフ) - 櫻 紅さん» コメントありがとうございます!!コメント読んで少し泣きそうになりました...(T ^ T)最後まで読んで頂きありがとうございました! (2020年2月17日 18時) (レス) id: 7e8e82bff7 (このIDを非表示/違反報告)
櫻 紅(プロフ) - 完結おめでとうございます。主様が黒王子の方も両方平行して書くの本当に大変だったと思います。すごく毎話展開が気になって楽しませてもらいました!素敵な作品に出会えて本当に読んでいて楽しかったです! (2020年2月17日 11時) (レス) id: 69e9e9ec66 (このIDを非表示/違反報告)
みあや(プロフ) - kurumuさん» 今まで読んでいただき本当にありがとうございます!!そう言っていただけてすごく嬉しいです(*^^*) (2020年2月16日 14時) (レス) id: 7e8e82bff7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MÏαyα | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/miayahome1225/
作成日時:2019年12月28日 1時