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瑠姫くんは前に私が言ったことを覚えてくれていた。
────本当のデートみたい…///(※したことない)
瑠「お、いただきまーす!」
瑠姫くんの頼んだチンジャオロースがすごく美味しそうで
私は見とれていた。
────こんなの…作れない…美味しそう…!
瑠「めっちゃ見てるな(笑)」
「あっ!いえいえ!全然お構いなく!!
ほんともう…頂いちゃってください!!」
瑠「ふーん(笑)」
今日の瑠姫くんは少し意地悪。
でも、イライラする意地悪じゃなくて。
本当に王子様みたいにリードしてくれる。
瑠「いただきま…」
「あ…」
瑠「はい、あーん(笑)」
日々趣味で料理をしていてどうしても気になった
私は、口が開いていたらしい。
「…?!」
瑠姫くんが食べると思っていたのに、
私の口に入ってきた。
「っ!!な、何するんですか!/////」
瑠「…いやっ、ほんと待って!(爆笑)
てかちゃんと食べちゃうとこ…(笑)
本当に面白い!(笑)」
さすがに、不意打ち過ぎて顔が熱くなった。
瑠「今日は楽しかった!ありがとう!」
「あ、いえ…こちらこそ、本当にお世話になりました…///」
瑠「あー、みんなには…これで。」
そう言いながら人差し指を立てて唇に当てる瑠姫くん。
────ブレない王子様。
うちがどうにかなる前に
誰かこの王子をどうにかしてくださぁい!!
結衣「何が面白いの!あぁ!!イライラする!!」
「あ…わー…(焦)」
今日は久しぶりに前の会社から応援要請の連絡があり、
寄ってみると結衣は後輩に怒っているようだった。
「ま、まぁまぁ!あ、ごめんね?(汗)
結衣!ちょっと休もう!ね?!」
ひとまず結衣をオフィスから連れ出して、
事情を聞く。
結衣「ちょっ、離してっ…
って、え?!A?!なんでここにいるの?!」
「お久しぶり〜…(苦笑)」
昼休み、私は結衣をなだめながら話を聞く。
結衣「あいつなんも分かってない!!」
「だからってあんな言い方したら…
辞められちゃったらどうするの〜?」
結衣「辞めるなんて言った暁にはね〜
退職届ビリビリに破ってぶん投げてやるわよ!!」
「いやいや(笑)」
結衣「な〜んでこうも一歳年齢が違うだけなのに
あのガキっ!」
「まぁまぁ…(笑)落ち着いて…(笑)」
結衣「てか、何、応援要請って!」
「あ、なんか…昨日電話来て…
結衣が大変そうだから何日かこっちで一緒にって…」
結衣「上司も本当に無責任!
採用したのお前らだろって言ってやりたい!」
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Miaya(プロフ) - くうさん» コメントありがとうございます!!読んで頂けて嬉しいです! (2020年2月23日 18時) (レス) id: 7e8e82bff7 (このIDを非表示/違反報告)
くう(プロフ) - 言葉の表現とかもすごく素敵でした!!すごく楽しませてもらいました〜ありがとうございました! (2020年2月23日 0時) (レス) id: ddbb6960dc (このIDを非表示/違反報告)
みあや(プロフ) - 櫻 紅さん» コメントありがとうございます!!コメント読んで少し泣きそうになりました...(T ^ T)最後まで読んで頂きありがとうございました! (2020年2月17日 18時) (レス) id: 7e8e82bff7 (このIDを非表示/違反報告)
櫻 紅(プロフ) - 完結おめでとうございます。主様が黒王子の方も両方平行して書くの本当に大変だったと思います。すごく毎話展開が気になって楽しませてもらいました!素敵な作品に出会えて本当に読んでいて楽しかったです! (2020年2月17日 11時) (レス) id: 69e9e9ec66 (このIDを非表示/違反報告)
みあや(プロフ) - kurumuさん» 今まで読んでいただき本当にありがとうございます!!そう言っていただけてすごく嬉しいです(*^^*) (2020年2月16日 14時) (レス) id: 7e8e82bff7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MÏαyα | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/miayahome1225/
作成日時:2019年12月28日 1時