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謎の荷物 ページ10

「高杉さんはどうしてトシさんを避けるんですか?」



高杉さんが自分のベッドに戻った時を見計らってそう聞く







「………」



ずーっと黙っている



もしかして…



「もしかして高杉さん…」









「トシさんと喧嘩でもしたのですか?」



そう聞くと二人の目が点になる



「?違いましたか?」



「いやいや!その通りなんだよ!だからさぁ「トシさん」には高杉がいること黙っててくれるか?」



「別に良いですけど…ちゃんと仲直りして下さいね!」



そんなことを話しているとまた足音が近付いてくる



「あれ?また誰かいらっしゃいますね。」



そういうと再び隠れようとするが間に合わず



ガラッ



とドアが開いた



「天羽Aさんの病室はここでしょうか?」



帽子を目深く被った人が入ってきた



「あっ…はい。私です」



そういうとその人は私に段ボール?をわたしてくる




「貴方宛に届いていました。」



それだけ言って外へ出て行ってしまった



にしても私にお届け物だなんて…


知り合いなど銀さん達以外にいないし…



「誰でしょうか…」



「待て!A!開けんな!」

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作者名:ヘアリー | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HAK/  
作成日時:2018年10月21日 20時

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