関係 ページ18
神威さんの部屋につくとベッドの上にやっと降ろしてもらえる
「か、神威さん…これは…心臓に悪いです…」
未だにバクバクと音を鳴らしている心臓に手をあてる
そんな私の様子をみて神威さんは
「車椅子にも乗ってたし体弱いんだね。」
とにこにこしながらいう
「病気で…」
笑いながらそういうとふーんと、いいながら隣に座ってくる
「まぁ晋助さんが気を遣って下さるので多分悪化はしてないと思いますけどね」
「Aってさ。シンスケとどういう関係?」
どういう関係…
んー…そう聞かれると困るな…
「養ってもらっているだけですよ」
一番近いであろう答えを言うと笑顔のまま顔を近づけてくる
「ふーん…じゃあさ」
いや、でも目が笑ってない…
「か、神威さん…?」
「__(バンッ」
神威さんが何かをいいかけると扉が凄い勢いで開いた
「A!」
「晋助さん?どうしたんですか?」
晋助さんは黙ってこちらに近付いてくる
「帰るぞ」
私の目の前まで来て放った言葉がそれ
「へ?あ、はい」
一瞬殴られたりするのかと思った…
「あ、じゃあ神威さん。今日はありがとうございました」
そういい、頭を少し下げると晋助さんに連れていかれる
「?晋助さん?どうしました?」
かなり不機嫌な晋助さん
どうしよう…何かしちゃったのかな
「へぇ…あれが鬼兵隊総督高杉晋助と恐れられてる男が夢中な女…」
「面白そう」
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作者名:ヘアリー | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HAK/
作成日時:2018年10月21日 20時