君が好きで仕方ない 3

# 123 ページ24

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沈黙が続いて

何分経っただろうか。




視線が交わったまま。お互いなにも話さない。








沈黙なんて、何度もあった状況。








でも今までで一番心臓がうるさい。









頭ではスキの二文字を理解するのに手一杯なのに

心臓は恐ろしいほど高鳴っている。







まるでこう言われるのを待っていたように

ぐんぐんと中から押し上げるように

鳴っている。






　





ドクドクドクドク








早く早く理解しろとでもいうように。









……ジョングクくんが私をすき。









……彼が、私をスキ。








……彼が私をスキ。








復唱したところで代わりはない。


でも復唱せずにはいられない。




理解が現実に追いつかない。









……私を好き。









Like? Love?









Like? Love?









L…………









「loveの方のだよ。ヌナ。L、O、V、E。」








　


耐えかねたように彼が声を発する。




どうやら彼には全てお見通しらしい。








困り顔を私に向けるのは

私が中々理解出来ないバカだからか。









「LOVE？」





「うん、そうLOVE。」






「ラヴ？」





「そんな機械的に言わないでよ。笑」









「だって、」









こんなのあるわけない。





　

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