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温かい手に
心が温かくなる。
ニコニコ笑いかけてくるジミンに
笑い返すと
「あー、まじで可愛い。」
と彼は照れたように顔を隠した。
「よし、行きな。」
「うん。」
最後に軽くギュッと一瞬抱き締められる。
照れたところはあんまり見られたくなくて
逃げるように
教室の方に向かった。
数歩歩いたとき
後ろから
あ、
という声が小さく笑うと聞こえて振り返る。
ジミンが
廊下に落ちていた何かを拾う姿が見えた。
なんか落ちてたのかな。
まだガラスの破片でもあったのかな。
私は他に何も落としていなかったはず。
と思い、特に気にせず教室の方に足を戻した。
教室に着いて
ドアを開けて入ろうとする前に
なんとなくまたジミンの姿を見たくて
廊下に視線を戻す。
まだいる。
「ジミン!早く戻らないと間に合わないよ!」
「…あぁ、うん!分かったよ。」
何かを持って
照りつける太陽にかざすようにしているジミンがいた。
太陽に照らされた髪が柔らかく光って
綺麗な横顔に思わず見とれてしまいそうになる。
最近の彼は時々儚げな瞳を見せるから
吸い込まれそうになるんだ。
何してるんだろう。
そう思ったものの、
我に帰って教室のドアを開けた。
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お団子 - 繋がります!探します(^^) (2018年11月26日 18時) (レス) id: 13cf650bdd (このIDを非表示/違反報告)
お団子 - お久しぶりです!!!!待ってました泣また1から読んできます好きです (2018年11月26日 18時) (レス) id: 13cf650bdd (このIDを非表示/違反報告)
ユリン(プロフ) - まこさん» まこさんお久しぶりです、もしまだ私のことを覚えていてくださっていたら嬉しいばかりです。久しぶりに更新した通り、新しい所でお目にかかれれば幸いです。いつも応援と感想をくださっていてとても印象に残る方だったのでコメントを書きました、突然失礼しました (2018年7月27日 17時) (レス) id: 41aec78c15 (このIDを非表示/違反報告)
ユリン(プロフ) - お団子さん» 泣いてます、もう体調は恐ろしいほど回復してバンバン元気にやってます、お団子さんは本当に私の支えでして、、、よろしければまた新しい私と繋がっていただけたらと本気で思いますm(_ _)mお返事遅れて申し訳ありませんでした(T^T) (2018年7月27日 17時) (レス) id: 41aec78c15 (このIDを非表示/違反報告)
ユリン(プロフ) - あやさん» ありがとうございます(T^T)今日やっと帰って来ることが出来たため、お知らせを乗せました。待っていてくださって本当に幸せです、よろしければ見つけていただいて、またどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m (2018年7月27日 17時) (レス) id: 41aec78c15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユリン | 作成日時:2017年11月18日 20時