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第二章 死者の乗る自転車 ページ33

ジバニャン「シャァァァ!」

『ギィィ…ガァァァ!!』

【死者の乗る自転車】は車輪を振りかざすが、ジバニャンはそれを軽々避ける。

再び攻撃を仕掛けるが、それも躱した。アスファルトにはジバニャンの爪痕が残る。

ジバニャン「シャアアッ!」

ジバニャンが攻撃をし、モヤが消える。その自転車には、誰も乗っていなかった。

アキノリ「やったぁ!」

幸子「凄いなのです…!ジバニャンさん…!」

ジバニャン「チッ、しくったか…」

自転車から出ていたオーラは強くなり、ハンドルが伸びてジバニャンに攻撃をする。

ジバニャン「ッ…ぐあぁっ!」

ジバニャンを攻撃を一度受け流すが、次の攻撃に対応できずまともに食らってしまった。

ケースケ「あぁ…!」

ナツメ「ジバニャン!」

トウマ「どういうことだ…乗ってる奴は倒したのに!」

アキノリ「まさか…自転車そのものが妖怪だったのか!?」

A「それって、ありなの?」

自転車はそのまま畳み掛けようとするが、ジバニャンはすんでのところでそれを避けた。

ジバニャン「…タイヤが付いてるヤツに俺さまが
負けるかよ!!」

そう叫び、ジバニャンは自転車を地面に叩きつけた。そこから強い光が発生する。

幸子「やったなのです…!」

その光が消え、現れたのは…

ケースケ「…え」

「…む……」

アキノリ「な、なんだぁ…?こいつ……」

「………あれ?」

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作者名:エム | 作成日時:2024年1月6日 20時

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