検索窓
今日:5 hit、昨日:48 hit、合計:1,362 hit

第一章 亡霊番長 ページ4

《塾の帰りに通りを歩いていると…『うわああああああっ!!!』って悲鳴が聞こえたんだ。なんだろうと思って、僕は声のした方に歩いていった。
そこで見たんだ…
学ランの大男に、帽子を被った少年がボコボコにされているのを!
そいつの身体の大きさは、人間離れしていて…
顔は恐ろしい形相で目は真っ赤に光っていた、
そしてそいつは…

こっちに振り返って近寄ってきたんだ!

僕は恐怖に駆られ、一目散に逃げ帰った…》

ナツメ「えぇ…何そのいかにも都市伝説っぽい話?」

トウマ「襲われそうになったってことは、目撃者も
いじめっ子だったのかな?」

アキノリ「いや…最近はいじめをやっていない人も襲っているらしいんだ」

トウマ「いじめを成敗する亡霊番長が、今度は弱い者いじめを始めたわけか…」

A「う〜ん…」

トウマとAは口元に手を添え、考えながら歩き出した。
そこに…

ウィスパー「ちょっとよろしいですか?」

トウマ/A「「うわっ!!」」

ナツメ「ウィスパー!」

トウマとAの目の前に、にゅるりとウィスパーが現れた。

ウィスパー「妖怪はその性質や性格を変えることはありません」

ミッチー「うむ。私が日々、筋肉を鍛えずにいられないのもそのせいだな!」

ナツメ「あのねミッチー、必要な時は呼ぶから!どっかに行っててもらえます?」

ミッチー「ナツメさんとAさん!騎士(ナイト)は姫をお守りするのが務め!いつもお側に置いていただきますぞ!」

ナツメ「いやいやいや、迷惑ですから…」

A「ホントに迷惑だよ…ミッチー……」

第一章 亡霊番長→←第一章 亡霊番長



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
6人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:エム | 作成日時:2024年1月6日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。