【妖怪ウォッチシャドウサイド】初代エンマ大王の生まれ変わりは妖怪探偵団に居る (ページ12)

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第一章　亡霊番長ページ12

ケースケ「…！」

【亡霊番長】が腕をぐるぐると回し、戦闘が始まった。それを見ていたケースケはあることに気付く。

ケースケ「あれは…」

そして戦況は両者一歩も譲らない接戦となった。
ひたすら攻撃と回避が繰り返される。

ウィスパー「《シャドウサイド》とは、妖怪の持つ
闇の力が引き出されたグレートな状態のことです！」

その後も戦闘を続けていたが、【亡霊番長】はケースケに気付いた瞬間、その場を離れた。

アキノリ「逃げた？」

ジバニャン「いや、どちらかと言えば向こうが押していた」

ジバニャン「妙だな…何故引いたニャン？」

ジバニャンはライトサイドに戻り、腹巻きに手を入れながら考える。コマさんはライトサイドに戻り、霧立神社に帰っていった。

ナツメ「大丈夫ですか？」

ミッチー「大丈夫です！」

ナツメ「お前じゃねーよ…」

襲われていた青年に優しく声をかけるナツメ。しかし青年は…

青年「チッ…訳わかんねぇ……」

ナツメ「えっ？ちょっと…なんで逃げるの～！？」

A「………」

青年はそう言い捨てて、どこかへ逃げてしまう。