一つ目 ページ3
炭治郎らは、ある任務で町に向かう途中、古い社を見かけた。
こじんまりとしていて、有名ではなさそうだったが御利益がありそうなので炭治郎は其処に参拝に行くことにした。
一方で善逸と伊之助は
善「え〜、なんか怖くない?これから任務なのに〜?」
伊「何で俺様がこんなショボいトコに行かなきゃなんねぇんだよ!!」
と、駄々をこねていたが、
炭「だからだよ。これからの時間も見守ってくれるように、神様にお願いするんだ」
という炭治郎の強い言葉に負け、渋々ついていった。
まず彼等を待っていたのは長い長い石階段だった。
その時点で善逸は折れて、
善「絶対無駄に体力使うよ、これ!」
と、のたうちまわっていた。
だが、
善「あれ、なんか鳥居の所に人がいない?」
と、目ざとく発見した。
同時に炭治郎も目を凝らしてみると、確かに人がいる、女の子だ。
炭「俺たちの他にも参拝者がいたのか?」
なぁ、善逸。と横を見るも、当の本人はその少女に見とれ、
善「えっ、可愛くない!?本当に人間!?こんな所にあんな可愛い子が!?」
と走ってその子のもとに行ってしまった。
後ろにいた伊之助は、被り物の下で呟いていた。
伊「…?何であいつらは、いつもの『音』『匂い』で分かんなかったんだよ?」
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作者名:ジゼル | 作成日時:2019年8月31日 8時