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それから2日が経った。
まだ誰にも病気のことを話せていない。
縁「おい大丈夫か？」
田「熱あるんだったら休めよ！！」
『熱、？』
そっと自分の頭に手を当てる。
少しだけ熱いが、このくらい何ともない。
ここ最近皆私を気遣いすぎだ。
試合練習に集中して欲しい。
『全然大丈夫だから、皆練習に集中してくれた方が私は嬉しい。』
縁「了解」
田「あー、分かった」
皆の邪魔になるのは嫌だから、私はさっさとドリンクを作って外にでた。
久しぶりに青空を見た気がする。
あと4日でこの空ともお別れ、、
天国に空ってあるのかな？
影「あるんじゃないすか？」
『影山くん、いたんだ』
影「はい、追いかけてきました」
『声に出ちゃってたよね、ごめんね』
自分の思いを吐露してしまうほど、私は弱ってしまったのだろうか。
思えば最近食欲もないし、よく眠れない。
死が近い証拠だな。
『私ね、もうすぐ死ぬの』
何を思ったのか、私はいつの間にか影山くんに余命のことを話していた。
皆の重荷になりたくない。
だけど影山くんには言ってしまった。
『ごめんね、今の冗談だから、』
影「先輩、次の試合勝ちます」
「勝って、先輩が笑って死ねるようにします」
そう言った彼の頬には、
一筋の涙が零れていた。
影山くんに余命宣告のことは内密にとお願いした。
マネが死ぬだなんて、皆ストレスでしかない。
そう思うと皆に告白することは出来なかった。
影「俺と先輩の秘密っすね」
『うん、秘密。笑』
大会が終わったら、言おう。
貴方たちと過ごせて良かったと。
そう決意した傍ら、私の体は悲鳴をあげていた。
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一刻 - ありがとうございます！更新頻度上がると思うので待っててくれると嬉しいです〜！ (4月22日 17時) (
レス) @page6 id: 9030b78ea3 (このIDを非表示/違反報告)
8824(プロフ) - さいっこうに好きです！！ (3月28日 20時) (レス) @page5 id: ff2d44cc80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：一刻 | 作成日時：2024年3月2日 19時
