〃 ページ2
五「A、」
俺は今、生きる理由をなくしたんだ。
大切なものを失い続ける"最強"
後悔し続ける"最強"
五「返事してくれよ、」
3年後━━━━━━━━
虎「せんせー！！！！」
五「悠二じゃーん」
虎「花束なんか持ってどこ行くのー？」
五「ん？内緒〜」
虎「えっなんで！？」
五「その方がかっこいいから」
虎「なるほどっ！？」
五「なーんて、かっこつけてきちゃった」
「久しぶり、A」
君に許してほしくて、君にあの優しい声で『いいよ』って言ってほしくて。
君を弔う場所を、ずっと探してたんだ。
五「桔梗の花畑、気に入ってくれた？」
「清楚」「誠実」「気品」
「変わらぬ愛」
Aに伝えたい言葉ばかりで、
僕はすぐここにしようと思った。
美しい君に良く似合う、花畑だ。
五「生きてたら18歳だね。」
「誕生日おめでとう」
持ってきた花束をAの墓の前においた。
【12本の薔薇】
五「A、守れなくてごめん」
「強情でごめん」
「素直になれなくてごめん」
「傷つけてごめん」
「こんな俺でごめん」
3年間、言えなかった言葉。
きっと今日だから言えたんだろうね。
「それでも俺は━━━━━」
「Aを愛してる、」
𝑭𝒊𝒏.
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一刻 - ありがとうございます！更新頻度上がると思うので待っててくれると嬉しいです〜！ (4月22日 17時) (
レス) @page6 id: 9030b78ea3 (このIDを非表示/違反報告)
8824(プロフ) - さいっこうに好きです！！ (3月28日 20時) (レス) @page5 id: ff2d44cc80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：一刻 | 作成日時：2024年3月2日 19時
