宮近海斗 体調不良 れんげさんリクエスト ページ28
＠宮近 海斗
段々と、会場がざわついてきている。
もうすぐ、開演時間だ。
宮近「今日のコンサート、お客さんを楽しませちゃっていいですか？」
トラ「さんせ〜い！」
いつもと同じように、円陣を組んで
ステージにスタンバイする。
今、俺は、ドキドキしていた。
楽しみで、でも、少し緊張する。
そのドキドキが、別の意味でドキドキになる事を
まだ、俺たちは知らない。
会場の熱気も高まってきた頃。
MCコーナーをはさんで
もうそろそろ、後半戦が始まるところだった。
急に、クラッとする感覚がした。
でも、水を飲めば何とかなるか。
水を、一口飲んで、水を舞台裏に持って行った。
そして、会場は、一体感を増す。
その時、また、クラクラする感覚がする。
それに、思わず、後ろによろけてしまう。
川島「ちゃか、大丈夫？」
宮近「う、うん」
川島「なんかあったら、頼ってよね」
曲と曲の間、如恵留が俺に言ってくれた。
でも、時間もそんなになく
如恵留は、すぐに、立ち位置に着いてしまった。
本当は、段々辛くなってきている。
今、水分補給をする時間もないし
あと数秒後には、次の曲が始まってしまう。
一回、深く息を吸って、俺も立ち位置に着いた。
さっきまで曲中は、大丈夫だったのに
息切れするようになってきている気がする。
宮近「はぁ、はぁ」
でも、こんな状態でも、お客さんに気付かれたら
せっかくのパフォーマンスを壊してしまう気がして
一瞬でも舞台裏にはけるのが、怖かった。
そう思って、ただ、いつもの俺のように
ステージで、パフォーマンスをしていたら
しめが、マイクを通さないで、一言、俺に言った。
七五三掛「この曲が終わったら、一回舞台裏にはけていいよ」
宮近「えっ…」
俺が、しめに言葉を返そうとしたら、もうしめは
自分のパートを、歌っていた。
でも、俺がいなくなったら、一回、中断してしまう。
一瞬、躊躇った。
だけど、如恵留が俺の方を見て、頷いてくれた。
多分、今、俺が心配していることは
大丈夫だから。
そう、読み取れた。
曲が、終わる。
その瞬間に、俺は、舞台裏に走り出した。
少し遠くから、皆の笑い声が聞こえた。
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あい(プロフ) - ありがとうございます(^o^)楽しみにお待ちしてます☆ (2019年11月23日 23時) (
レス) id: 836a232359 (このIDを非表示/違反報告)
紡ぎ糸 - あいさん» 了解です！二つとも、書かせていただきます！ (2019年11月23日 19時) (レス) id: f3cd696ec9 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 出来ればもう1つお願いします。潤くんがちょっと体を絞ろうとダイエットしてたら頑張り過ぎてしまって拒食症みたいな感じになって目眩などがするなか仕事してたけどダウンしちゃう話が読みたいです。 (2019年11月23日 8時) (レス) id: 836a232359 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - こんにちは、嵐の潤くんがコンサートの準備で忙しくて体調崩すけど隠してて倒れてしまって翔くんが看病するみたいな話が読みたいです☆ (2019年11月23日 8時) (レス) id: 836a232359 (このIDを非表示/違反報告)
紡ぎ糸 - はるきさん» 了解です。今回も詳しく、ありがとうございます。 (2019年11月22日 19時) (レス) id: f3cd696ec9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紡ぎ糸 | 作成日時：2019年9月26日 20時
