90話 ページ9
▶▶ドワーフ対カナデ&シオン&ミク▶▶
ドワーフ女王「こ、此処は?」
ドワーフ王「うぐっ」
ドワーフ界のトップの女王と王は目を覚ました。
天井を見て、自分達は何処かに寝かされていたことに2人は気が付いた。
周囲を見渡しても、此処が何処かは知らないようだ。
ドワーフ王「おい、貴様!
此処は何処かを教えろ!!」
カナデ「はあ?」
シオン「いや、開口一番がそれかよ。
普通、自分がこれからどうなるかを心配するとこだろ?
馬鹿なのか?馬鹿なのか?」
ドワーフ女王「なっ!?
貴様、無礼じゃぞ!
私達が何者か知っての発言か!!」
ミク「いや、知らないよ。
てか、知ってても今の状況でそれを言えるのは、ある意味、感心するよ。」
カナデ「それに、アンタ等がこれまで魔界でしたことに比べたら優しいもんだ。
あ、騒いだところでこれから君達の選べる道は3つしかないよ。」
彼等はカナデの方に視線を移した。
そして、ゆっくり説明する。
カナデ「まず1つ目は、罪を認めて大人しく投降する。
嗚呼、どう言う罪になるかはもう分かるよね?
でも、死刑以上のことをするのは確実だから。」
シオン「2つ目は、俺等にドワーフ界のトップに立っている女王と王の首を差し出す。」
ミク「3つ目は、私達3人対ドワーフ女王と王と戦う。
私達を殺すことが出来たら、此処から出られる。
でもまあ、3つ目は兆の1つにも逃げられる可能性はないだろうけど、生き残れる方法は3つ目を選ぶしか方法はないね。」
ドワーフ王「はあ?貴様等が儂達に勝つだと?
片腹、痛いわい!」
ドワーフ女王「ホントよ!
魔界の悪魔如きが私達に勝てるわけないのに!
ねえ、あなた!」
ドワーフ王「全くだ!」
どれだけ自分達は強いのだと思っているのやら、3人は心の中でイライラを募らせる。
シオン「言い訳は良いから、サッサと選べよ!
おっさんとおばさん。」
ドワーフ王「カッチーン)悪魔如きが、儂等をコケをするのも大概にしろ!」
ドワーフ女王「もとより、答えは始めから決まっているわ!」
2人はおっさんとおばさんと言われて腹を立てているが、3つ目の戦うことを選んだ。
でも、彼等は後悔することになる。
3つの内、最も最悪の選択を選んだ。
カナデ、シオン、ミクの3人は予想通りの答えで思わず笑いそうになっていたけど、耐えた。
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作者名:猫 | 作成日時:2023年5月9日 11時