３３話 ページ36
ダイゴ視点
僕は色々考えているうちに何か飲み物が欲しくなったので頼まれごとについて考えながら入口前の広い場所に出た。
その時Aが外に出るのを見かけた。
こんな時間に出歩いたら危ない、と言いにいこうと付いて行った。少し足早だったものだから途中どこか見失ったが、彼女がベンチに座って夜空を見上げていたのが見えた。
今夜の空はなにか特別なのだろうかと見上げてみたけどいつもと何一つ変わらない満月が浮かぶ夜。
彼女に話しかけようと近づいたら
『ダイゴ・・・か』
気づいた彼女にに夜空を見上げているのを分かっていたが、何をしているのかを聞いてみた。眠いのか、と無意識に気づいたのでそのことも。当たっていた。
彼女はいきなり、
『いつも眠れない時夜空を見ていた。』
と、言ってきたので少しだけ驚いて「え?」という言葉が出てきてしまった。
それから少しだけ、言葉を放ってクシャミをして寒そうに見えたので上着を貸した。
そして彼女は部屋へ戻っていった。
僕は自販機で飲み物を買い、部屋へ戻った。
明日の予定の確認と準備をし、寝ようとする前に彼女に貸した上着を取りに行った。
ドアをノックしたけど反応が無く、やはり寝てしまったのだろう。
不用心なことに鍵が開いているのに気が付いた。申し訳ないけど入ってこっそり取りにいった。そのとき彼女の寝顔が見えた。
起きている時とは真反対で安らかでとても力が抜けていて、恐怖など感じていない顔。いつかはそんな顔を一回起きている時に見てみたいと少しだけ思ってしまったり。まだあって短いのにこんなことを思うなんてね彼女を少し見つめていたら少し丸くなって、暖まろうとしているように見えて少しだけしか効果はないかもしれないけど上着をまたかけて、僕は自分に部屋に戻った。
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ナイトメルト(プロフ) - アオさん» 文字数制限きたのでこちらで数字の半角について言いますね。半角になっていなかったりするのは変換するのを忘れていたり等ですね。次の更新で直させていただきます。今後ともこの作品をよろしくお願いします。 (2018年8月24日 20時) (
レス) id: d56d1704f3 (このIDを非表示/違反報告)
ナイトメルト(プロフ) - アオさん» 感想ありがとうございます。目次のサブタイについてですが途中で考えるのに時間がかかってきてしまい、時間をかけるくらいなら話を更新していったほうがいいと判断しましたので無しとなってしまいました。知らせなくてごめんなさい… (2018年8月24日 20時) (レス) id: d56d1704f3 (このIDを非表示/違反報告)
アオ - この作品面白いです！あの、目次のサブタイトルが、途中から無いのは何故ですか？あと、目次の話数の数字が半角のところがあるのは何故ですか？視点で区別しているようでは無いようですが。 (2018年8月23日 15時) (レス) id: 9f57f7d7c8 (このIDを非表示/違反報告)
楽留 - 作者さんも、物語も、面白いですね (2015年11月9日 1時) (レス) id: 81017bdf5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナイトメルト | 作成日時：2015年10月28日 3時
