２３話 石の洞窟 ページ25
私達を乗せたエアームドは石の洞窟の入口近くに到着した。
ムロタウンに降ろされなかっただけ感謝しよう。
ダ「さあ、行こう」
私達は洞窟の中へと進んだ。
壁画のある場所へは案外近く、壁画とのご対面は早かった。
…
…
…
…凄い。思わず息を呑んだ。
ダ「すごいだろう。最近まで発見されなかったのが不思議だよ。」
『…………これはなにについて描かれているんですか』
ダ「とっても昔、グラードンとカイオーガとが争っていてその時の状況をその時代の人が描いたんだ。見ての通り、とても尋常じゃない被害が出ていたと思うよ。」
私は二匹を見て目を疑った。
『………姿が違う…!』
本であの二匹は見たことがあった。
でもそこに描かれているのは本当に姿が変わっていた。
ダ「そう。あの二匹、姿が違うだろう。僕はそれをゲンシカイキ、そう呼んでいる。そのゲンシカイキをした姿こそが古代に生きていた本来の姿…そう思う。」
ゲンシカイキ…
クレセリアはまさかこの事を暗示していたのか……?
『…これが今起きてしまうと…』
ダ「恐らく世界規模で…とても大きな被害が沢山でるだろうね。」
ん…?あそこの空から降っている三角の物体が描かれているのは一体…?
私はもっと近くで見ようと前へ進んだその時、
石に躓いた。転ぶｯ!!と思った瞬間
ダイゴさんに腕を掴まれた。そして間一髪、転ばなくて済んだ、が、これはどういうことか
なんの理由でこういうことになったか。
ダイゴさんの片腕で抱かれていた。
ダ「あっ!ごめん」
と、言った後ダイゴさんは腕の力を緩めて私は少し離れた。
ダ「大丈夫だったかい?」
『はい…』
あれっ?と私は思った。
怖く……なかっ………た……?
『もう外へ出ませんか?もうお昼時みたいですから…』
ダ「そうだね。外に出てお昼たべようか。」
私達は洞窟の外に出た。
私があの時の感じた気持ち……怖くなかったこと……一体何故だろう。考えられずにはいられなかった。
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ナイトメルト(プロフ) - アオさん» 文字数制限きたのでこちらで数字の半角について言いますね。半角になっていなかったりするのは変換するのを忘れていたり等ですね。次の更新で直させていただきます。今後ともこの作品をよろしくお願いします。 (2018年8月24日 20時) (
レス) id: d56d1704f3 (このIDを非表示/違反報告)
ナイトメルト(プロフ) - アオさん» 感想ありがとうございます。目次のサブタイについてですが途中で考えるのに時間がかかってきてしまい、時間をかけるくらいなら話を更新していったほうがいいと判断しましたので無しとなってしまいました。知らせなくてごめんなさい… (2018年8月24日 20時) (レス) id: d56d1704f3 (このIDを非表示/違反報告)
アオ - この作品面白いです！あの、目次のサブタイトルが、途中から無いのは何故ですか？あと、目次の話数の数字が半角のところがあるのは何故ですか？視点で区別しているようでは無いようですが。 (2018年8月23日 15時) (レス) id: 9f57f7d7c8 (このIDを非表示/違反報告)
楽留 - 作者さんも、物語も、面白いですね (2015年11月9日 1時) (レス) id: 81017bdf5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナイトメルト | 作成日時：2015年10月28日 3時
