ワンランク上を行く小説の書き方(工夫)

キャラ作り一 ページ7

はい、では続きいきます。

突然ですが皆さんはどうやってキャラクターを作りますか？

パッと思い付いたキャラクター

イラストや絵が元でできたキャラクター

有名作品のキャラクターの特徴を取り入れたり、組み合わせてできたキャラクター

私が思い付くのはこんなものです。

当然他にもあります。キャラクターが生まれるきっかけは、本当に何になるか分かりません。

それぐらい方法があるということです。

では続いての質問です。

キャラクターを作る時に力をいれるのは次の内のどちらですか？

一:容姿、外見、服装、イメージなど、見ただけで分かる(あるいは伝わる)もの

二:性格、趣味、苦手なことなど、見ただけでは分からない(伝わらない)もの


私がおすすめするのは、二の方です。

それはなぜか。

簡単なことです。読者が読みづらいからです。

いや、想像しづらいと言った方が正しいですね。

なんでだよ。具体的に書いてあったほうが伝わるじゃん。

って思った方。実はそうでもないんです。

何もかも具体的にすれば良いってものじゃありません。

小説に、一人の男が出てきたとしましょう。

その男は、赤っぽいタキシードを来ていて金髪。七三分けでサングラスをしている。三十代ぐらいで四角っぽい輪郭。

だとしましょう。

ここで皆さん。読者の気持ちになって考えてみてください。

その男が登場する度に赤っぽいタキシードを着ていて…………etc

と、いう感じの想像しなければなりません。

ぶっちゃけ、しんどくないですか？

一人だからなんてことないと思っているかもしれないですが、さっきのように細かい想像をしなければならない人物が、三人、五人、多いときは十人以上出てくるんですよ？

しんどいですよね。

外見にこだわってしまうと、容姿の説明が長くなってしまい、読者にとっても読みづらくなってしまうのです。

キャラクターの容姿は、ほとんどの場合黒髪黒目です。

余談ですがヒドインと調べるとその定義の中にあり得ない髪や目の色とあるはずです。(間違いだったらごめんなさい)

どうしても自分が想像したキャラクターを読者に伝えたい。という場合は挿絵などの手段をとるのが良いですよ。

キャラ作り二→←世界観作り二

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す