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虎「ずっと封印してきた俺のシュート！！」
そう言ってシュート体制に入る。
虎「行け！タイガーストーム！！」
そうして放たれたシュートは、虎の咆哮をまとい、真っ直ぐにゴールへと進んでいく。
相手キーパーの必殺技を破り、ゴールへと突き刺さったシュート。
友「あれが…虎丸くんの本気…」
虎丸の実力に目覚めさせた本人が1番驚いていた。
虎丸の本気の姿に、豪炎寺も笑みを浮かべる。
長い笛が試合終了を告げる。
イナズマジャパンはアジア予選決勝へと駒を進めた。
虎「勝ったんですね…俺達が…」
勝利に浸っている虎丸の背中に、感極まった友希が飛びつく。
友「虎丸くんっ！凄いよ！！凄いよ〜っ！！」
虎「え？え！？」
分かりやすく動揺する虎丸を助ける為、凉が友希を引き剥がす。
凉「お前マジでやめろ！シャレにならん！！」
友「だってぇ…嬉しくてぇ！！」
そう言って涙を流す姿は、おかん以外の何者でもなかった。
豪「あれがお前の本気か？俺たちについて行くにはまだまだ時間がかかりそうだな…虎丸」
豪炎寺が挑発的な言葉をかけると、好戦的な笑みで返す虎丸。
虎「でも俺、まだ本気出してませんから。先輩」
急に変わった態度に驚く面々。
豪「こいつ…」
虎「さぁ！次の試合も勝ちますよっ！！アジア予選くらいで立ち止まってられませんからね！！」
鬼「なんか性格変わってないか？」
円「いいじゃないか！俺は大歓迎だぜ！！」
ふと壁山が疑問を口にする。
壁「でも、なんでこんな凄いやつがFFに出て来なかったんすかね…？」
虎「出られないんですよ」
その疑問に笑顔で答える虎丸。
円「なんで？」
虎「だって俺、まだ小6ですから！！」
少し照れくさそうに発せられた言葉に、驚愕の声が上がる。
豪「小学生だったのか…お前…」
虎「だからって甘く見てたら、エースの座は頂きますよ。……いつか俺、豪炎寺さんを超えてみせますからね！！」
堂々とそう宣言して見せた虎丸に、豪炎寺は不敵な笑みを返す。
円「頼もしい仲間が加わったな、豪炎寺」
豪「あぁ、そうだな」
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イツキ(プロフ) - 雫(ｼｽﾞｸ)さん» ありがとうございます！！はい！読んでみようと思います！！ (2019年6月9日 11時) (
レス) id: d483986195 (このIDを非表示/違反報告)
雫(ｼｽﾞｸ) - とても面白いですね！ 作者さんのペースで更新を頑張ってください。 オリオンの刻印が好きで２つの作品を書いてます。 もし、良かったら読みに来てくださいね？ (自分の事までコメントしてしまい、すみません。) (2019年6月9日 10時) (レス) id: effc3bbfee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イツキ | 作成日時：2019年6月9日 9時
