第5話：ビックウェイブを乗り越えろ！ ページ25
凉「…こんなに簡単に点を取られるなんてな…」
友「分かってはいたけど…これが、世界の力なのね…」
凉「……夜空、抑えろ」
隣で今にも叫び出しそうな表情の夜空を抑える。
夜「抑えてる、抑えてるよ！！」
口ではそう言ってはいるが、瞳の輝きは増す一方だ。
夜「世界…楽し過ぎるよっ！！」
はしゃぐ夜空の横で、友希は考える。
友((先程の綱海さんと土方さんのあの衝突…、チームとしての練習をしていれば防げたのでは…？))
チームに不穏な空気が流れる中、円堂の声が響く。
円「凄いな！こんな凄いヤツらと戦えるなんてっ！燃えてきた！！」
その言葉にチームの雰囲気が一気に明るくなる。
夜「やっぱり…、彼は先頭に置いて正解の駒だね…」
皆が口々に円堂を褒める中、夜空が呟いた言葉は歓声の中へ消えていった。
円「皆！試合は始まったばかりだ！！まずは1点！追いつこうぜ！！」
その言葉をきっかけに、イナズマジャパンの反撃が始まる。
が、豪炎寺がまたもやボックスロック・ディフェンスに捕まってしまう。
抜けようとしても抜けられず、上ならどうだ…と飛んでみるが、あっさり相手にボールを取られてしまう。
凉「豪炎寺でも無理なのか…」
友「打開策…あるのかしら…」
そう不安そうにこぼす2人に、自信ありげに「あるよ」と返す夜空。
夜「でも皆、それに気づいてないだけ」
「「？」」
DFで壁山と土方が出るが、逆をつかれパスを出されてしまう。
だが、放たれはシュートは円堂が横っ飛びでキャッチする。
次は吹雪が捕まり、囲まれる。
基山のパスを出そうとしたが、阻まれてしまった。
その後も次々と捕まってしまう選手達。
その度に、円堂のセーブで切り抜けている。
まさに「防戦一方」。
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イツキ(プロフ) - 雫(ｼｽﾞｸ)さん» ありがとうございます！！はい！読んでみようと思います！！ (2019年6月9日 11時) (
レス) id: d483986195 (このIDを非表示/違反報告)
雫(ｼｽﾞｸ) - とても面白いですね！ 作者さんのペースで更新を頑張ってください。 オリオンの刻印が好きで２つの作品を書いてます。 もし、良かったら読みに来てくださいね？ (自分の事までコメントしてしまい、すみません。) (2019年6月9日 10時) (レス) id: effc3bbfee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イツキ | 作成日時：2019年6月9日 9時
