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円「凄いな花園！」
鬼「あぁ、いい指揮だった」
円堂と鬼道から褒められ、少し照れたように俯く友希。
夜「いいなぁ…友希ちゃん。私も早くフィールドに立ちたいよ〜」
凉「まぁ、これで友希が使われたってことは…これから先、俺らが練習でゲームに参加することも増えるって事だろ。焦らず待とうぜ」
夜「ぶぅー」
口を尖らせてぶぅたれる姿は、お菓子をお預けされた時の5歳児のようだ。
凉((こいつ…ほんとに同い年だっけ？))
凉は首を傾げた。
友「わ、私…少し…顔を洗ってくるわ…」
そう言って皆から離れ、1人水道の前まで行き蹲る。
友「大丈夫…大丈夫…。いつも通り出来たじゃない…。この調子よ…。平気なのよ…。」
自分に言い聞かせるように呟く彼女の頭上から「大丈夫か？」という声がかかる。
目線だけで確認すると、もう見なれてきた青色の長髪が映る。
友「か、風丸くんっ！？」
驚いて思いっきり後ろへ飛び退く彼女に、風丸は慌ててこのに来た訳を説明する。
風「ほら、お前顔洗い行くのにタオルも何も持ってかなかったから、届けようと思ったんだが…」
友「そ、そうなのね！ありがとう！」
立ち上がろうとした友希は、ある違和感を感じて動きを止める。
風「どうした花園？手ぇ貸そうか？」
友「いえ…あの…えっと…」
だんだん顔が青くなっていく彼女に「？」と首を傾げる風丸。
友「腰が抜けて…た、立てないの…」
彼女がそう申告すると、「すまん、そんなに驚かせてしまったのか…」と謝罪を述べる風丸。
友「違うのよ…びっくりしたとか…そんなんじゃなくてね…」
再び風丸の頭に？が浮かぶ。
友「あ、安心…して…」
そう呟くように言った彼女の瞳から、ボロボロと大粒の涙が零れ落ちる。
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イツキ(プロフ) - 雫(ｼｽﾞｸ)さん» ありがとうございます！！はい！読んでみようと思います！！ (2019年6月9日 11時) (
レス) id: d483986195 (このIDを非表示/違反報告)
雫(ｼｽﾞｸ) - とても面白いですね！ 作者さんのペースで更新を頑張ってください。 オリオンの刻印が好きで２つの作品を書いてます。 もし、良かったら読みに来てくださいね？ (自分の事までコメントしてしまい、すみません。) (2019年6月9日 10時) (レス) id: effc3bbfee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イツキ | 作成日時：2019年6月9日 9時
