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小｜中｜大｜「これに日々の出来事を何でも書き込んでみるといい」



そう言って主人は一冊のノートを渡した。淡いサーモンピンクの表紙に目が潰されそうになったことを今でも覚えている。



気に入らなかった色のはずなのに，2代目も3代目もその後の代も表紙は決まって同じ色を選んでいた。10代目までくると流石に嫌いじゃなくなったけれど，無意識に同じ色を選び続けていることに対してはずっと不思議に思っていた。



今日からは15代目のノートを使い始める。やっぱり淡いサーモンピンクの表紙だ。でも，頭に居座る不思議よりも私は，1ページじゃ埋まらない程書きたい事が沢山ある毎日に夢中だった。


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！注意書き！

・本作品は第1部の内容をすべて含みます。未クリアの方はご注意ください。(設定から終局付近のネタがあります。)

・本作品オリジナルの設定が出てきます。TYPE-MOON Wikiで調べながら書いていきますが，不完全な部分があるかもしれません。そのような箇所は軽くスルーしてください。

・本作品の夢主は普通の夢主よりキャラが濃い可能性があります。その為，一人の登場人物に焦点を当てた「もしもの話」として読むことをお勧めします。執筆状態：更新停止中



























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作者名：巳月 要 | 作成日時：2020年7月1日 23時

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