後輩からの告白 ページ26
湊said
それから伊達工は学校に戻り、解散となった。
が、私の以外の3年生の姿が見当たらない。
……部室か
きっとこれはマネージャーが立ち入っちゃいけないやつだ。
というか、この後秦さんに呼ばれてるから早く帰らなきゃなのに、風馬も部室の中だ。
……しょうがない。5分待つか。
部室の前まで行くと、3年生の会話を立ち聞きしている二口と青根がいた。
湊「……盗み聞きなんて、趣味悪いね」
私が声をかければ二口がこっちに近づいてくる。
湊「……なに?」
二「先輩は残りますよね?」
湊「え?決定事項なの?w w w」
私がそう聞き返すと、少し間を開けて二口が言葉を送ってくる。
二「俺、先輩が好きです」
湊「…………!?」
ん?こいつは何を言ってるんだ?あれか?新手のからかいか?乗らねーぞ、そんなこと!!
二「だから、先輩に残ってほしいんです」
……そっちが本題か
湊「……お前に言われなくても、普通に残るよ」
私がそう言うとホッと息をつく二口と青根。
二「……俺、本気ですから」
ん?なにが?
私が首を傾げると、耳を赤く染めて「さっきの告白です」と小さい声で言う二口。……こいつ、結構ピュアだな。
湊「……頑張れ」
私がそういった時、風馬が部室から出てきた。
風「湊ちんお待たせ〜★アレ?
二「……風馬さん」
風「あ〜★(察し)湊ちん鈍感だから一筋縄じゃ行かないよ★頑張れニロくん★」
……なんの話してんだろ?
湊「……お前、早くしろよ。秦さん待たせてるんだからな」
風「あ!そうだった!!じゃあね二人共★!!俺は部活残るからね★!!」
そう言ってブンブン二人に向かって手を振る風馬。
青根が嬉しそうに目を輝かせた。
……なんだアイツ可愛いな
この後秦さんに焼肉奢ってもらった。
92人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
イツキ(プロフ) - ☆のん☆さん» レス遅くなってすみません!!はい!ようやくです!!頑張ります!! (2018年1月21日 23時) (レス) id: 4821298dc5 (このIDを非表示/違反報告)
☆のん☆(プロフ) - ようやく!正体が!明かされるんですね!楽しみに待ってます☆ (2018年1月17日 3時) (レス) id: a06af2fe7f (このIDを非表示/違反報告)
イツキ(プロフ) - きゃらめるぽっぷこーんさん» ですよね!書いててやばいなって思いました! (2018年1月8日 0時) (レス) id: 4821298dc5 (このIDを非表示/違反報告)
きゃらめるぽっぷこーん - やぁやぁまたでてきたよん☆小雪ちゃんモテモテだー! (2018年1月1日 9時) (レス) id: 9c157a58a3 (このIDを非表示/違反報告)
イツキ(プロフ) - きゃらめるぽっぷこーんさん» ありがとうございます!!頑張ります!! (2017年12月30日 16時) (レス) id: 4821298dc5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:イツキ x他1人 | 作成日時:2017年10月15日 23時