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庄左ヱ門との出会いの段 ページ4












伊助「じゃぁ、第一印象は?」



庄左ヱ門「大人しい子かなぁ...」





ちょっと待って。何で質問大会みたいになってんの?



可笑しいでしょ。俺は言いたくないぞ?





伊助「ほら、Aも〜」



『五月蝿い奴』



庄左ヱ門「五月蝿いって...」



三治郎「じゃぁ出会った時は二人とも正反対だったんだね」





「『確かに、/まぁ...』」





正反対でよく仲良くなったよな。ホント可笑しな話だわ。



五月蝿い奴と静かな奴。簡単に言えば太陽と月...かな。


太陽みたいに明るい庄左ヱ門と、月みたいに静かな俺。





『言われて見れば、正反対だな』



庄左ヱ門「じゃぁ、月と太陽?」



『確かに』



団蔵「月と太陽?何で?」



庄左ヱ門「月みたいに静かなAと」



『太陽みたいに明るい庄左ヱ門』





「『だから月と太陽』」





俺と同じ思考をしてた庄左ヱ門。



幼馴染みって相手の考えてる事まで同じだっけ...?、あれ??


しかも理由まで一緒。何か怖い。





しんべヱ「じゃぁさ、二人で初めて行った場所とかあるの?」



『一緒に行った場所..................場所ぉ?』



庄左ヱ門「あ、僕思い出した」



『マジ?んーと.............................................あ、多分...分かった』



しんべヱ「せーの、!!」





「『見張り塔』」





兵太夫「見張り塔?」



庄左ヱ門「そう!!町の中で1番高い所にあってAが案内してくれたんだぁ」



『俺の秘密基地的な感じだった』





庄左ヱ門と仲良くなった証に俺のお気に入りの場所に連れてった。



そこが見晴らしもよく風がちょー気持ちよく当たる見張り塔。


お気に入りの場合かつ俺の秘密基地的な?



懐かし...、今度帰った時に登るか。

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作者名:霧-fog- | 作成日時:2024年1月30日 23時

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