お爺さんの段 ページ28
・
?「お、Aじゃねぇか」
『ゲ、桃慈じいちゃん』
桃慈「隣の人は?」
『"一応"先輩』
"一応"の所を協調してやった。
ま、鉢屋が自分で一応って言ったんだから俺は間違ってない。
三郎「だぁかぁらぁ"一応"じゃねぇだろ」
『うるさいぞー、パイセン』
三郎「チャラいな」
『黙れ』
桃慈「アンタら二人仲良いな笑」
『何処がだよ』
三郎「誰がこんな生意気な奴...!!」
失礼すぎない?本人目の前に居るぞ。
ま、良いけど。あ買い物。
喋りすぎて目的忘れてた。
『んーと、タケノコ、人参3本、キャベツ、玉ねぎ2個、蒟蒻、ごぼう、枝豆、チンゲン菜、生姜』
三郎「ノンブレス...」
『くださーい』
桃慈「はいよ。今日は随分買ってくね」
『同級生と"一応"先輩が泊まるからね』
桃慈「そうか笑楽しんでな」
『ん』
俺はピッタリ銭を出す。
...さーて、この大量の野菜達を子供1人で持てるだろうか。
頑張ろ。
桃慈「持てるか?笑」
『持てるし。何時までも子供じゃない』
三郎「まだまだ子供だろ」
『お前だって子供の癖に』
三郎「私先輩な?」
『そんなの知らなーい』
桃慈「Aほら」
『、!!いーの?』
桃慈「おう笑」
『バレないように食うわ』
桃慈「頑張れー」
『ん』
よし、甘味ゲット。
爺が食った甘味はチャラにしてやろう。桃慈じいちゃんに感謝しろ。
後はお兄達からバレずに食えば...
三郎「何貰ったんだ?」
『....................................甘味』
三郎「好きなのか、甘味?」
『そうですけど?』
三郎「笑、ほら帰るぞ」
『お〜』
____________________
▷仮坂桃慈
▷30代前半
▷子供が大好きでよく買い物に来る子供にはご褒美として甘味をあげている
24人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:霧-fog- | 作成日時:2024年1月30日 23時