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メガネの男の子の段 ページ13












庄左ヱ門「鉢屋せんぱーい、尾浜せんぱーい」



三郎「お、庄左ヱ門に1年は組の良い子達」



庄左ヱ門「今、全員でメガネを着けてる僕たちを見てもらおうと回ってるんです」



勘右衛門「Aも着けてる何て珍しいね」



『強制』



乱太郎「ちなみに明日も着けるからね?」



『...、』



きり丸「無言は肯定とみなす」



『辞めろ?』





嫌だから何も喋んなかったのにさぁ...肯定と見なされて...、もう最悪。



それに?1番行きたくない委員会だし。もう、保険委員の不運が俺についたって!!


鉢屋と尾浜がすごいニヤニヤしてんだけど。キモいですねぇ





三郎「A、ちょっと」



『無理』



勘右衛門「はいはい、強制〜」




『う"ー...』





何!?何されんの、俺。



嫌な予感がするよぉ?すごーく嫌な予感。


寒気と鳥肌が止まんない。





三郎「よいしょ」



『、ん?』



勘右衛門「庄左ヱ門はこっちね〜」



庄左ヱ門「わっ、」





今、俺と庄左ヱ門は鉢屋と尾浜の膝の上に座ってる。



えぇ、何で?しかも俺が鉢屋だし。


ちょ、庄左ヱ門交換して?いや、尾浜も嫌だけどまだマシ。





『何さ、一体...』



庄左ヱ門「そうですよ...」



三郎「たまには良いだろ?」





「『良くないです。/良くねぇよ。』」





『はぁ...』



三郎「ちょっとこの二人借りても良いか?」



乱太郎「え、はい」





「はい」じゃねぇだろぉぉぉぉぉ!!!!!どう考えても「ダメです、!!」って言うところじゃない?



そんなすんなり引き受けんなよ?少しは考えて?んでもって、引き留めて?


俺と庄左ヱ門の気持ちを考えようか、乱太郎。

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作者名:霧-fog- | 作成日時:2024年1月30日 23時

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