戦の始まりの段 ページ12
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長次「我々は捕虜は取らない...」
怖...
笑ってるけど笑ってない。
俺も初めて見た時、鳥肌立ったよ。
「ま、まさか...殺((」
きり丸「いえー、ご自由にお帰りください」
『怪我してる人はあっちで手当てするんで、遠慮なくどうぞぉ』
「『あー、でも保険は効かないんで。/そこんとこ宜しくー』」
乱太郎「嘘ですよ!!お金とか報酬とか要りませんから、安心して来てください」
えー、報酬も?
俺、報酬ないと頑張れないよ。
てか、庄ちゃんと伊助無事かなぁ...、
あ、別に心配とかじゃ無いからね?うん。
「参った...」
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隊長「泥で砲弾が止められてえいたとはなー...」
「森から逆茂木に火をかけて、槍隊に突入させるしかありませんね」
隊長「そっかー」
隊長「おい、忍び組頭逆茂木に火をかけてくれー」
雑渡「やだ」
雑渡「タソガレドキ忍軍はこの戦に関わらん」
「なんだと!!裏切る気か!!」
隊長「じゃぁ、しょうがない」
「うそーん」
隊長「あっち側に頼も〜」
「ちょ、隊長ー!!」
雑渡「やめといた方が良いと思うんだな.............................そうでしょ、先生方」
雑渡「そんなに警戒しなくても、約束は守る方なんでね。もう消えるよ」
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乱太郎「戦なんかしなけりゃ、こんな怪我しないのに」
「坊主、何で敵の俺達に親切にしてくれるんだ?」
坊主...、ならお前はおっさんな。
親切にって、多分保険委員会だけですけど。
乱太郎「えぇ?それは私が保険委員だから」
伏木蔵「乱太郎、こっち手伝って」
乱太郎「今行く」
「はぁ............村に帰って田んぼやらんと...、」
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作者名：霧-fog- | 作成日時：2024年1月14日 15時
