12.休日の朝と思いきや ページ16
んん…？
何か腰が…痛い…んだけど……？
何かあったっけ……うーん？
暖かくて、結構ぎゅうぎゅうするんだけど…何だろうな、うーん？
「…は」
目を開ければ、蘇ってくる昨夜の記憶。
『A……力抜け…』
『あ…っ…！だめ…っ！焦凍…っ！』
きゃあぁぁぁ！！？？
心の中で悲鳴を上げて、私は昨夜の様に、また体が熱くなった。
目の前にはちゃんと服を着た焦凍の胸板……？
どうやら、ぎゅうぎゅうしていたのは、焦凍が抱き締めてたからみたい。
暖かい。
私も服着てる……？……ね。焦凍が着せてくれたみたいだ………良かった…
部屋の時計を見ると…9:45！？
やばい、お母さん達午後に来るのに…準備もなにもしてない！やらかした！
慌てて焦凍の腕から抜けようとしたが…
「いたたた…」
腰を痛めて上手く力が入らず、余計に焦凍の腕から抜けられなかった。
がっしりと抱き締められていて、力の強い焦凍から逃れることは不可能だろう…
起こすしかないかな……
「焦凍…」
「…ん………A…？」
あ、すぐに起きた。
「おはよう焦凍。今日お母さん達くるよ！」
「おはよう、A………あぁ、そうだったな…今何時だ？」
「9時47分！」
「…まずいな。」
結構寝ちまったな。と焦凍。
まあ……昨夜…ね。
アレ、だったもんね、あはは…
「急いで準備するか」
やっと腕を離してくれて、起き上がろうとすると、また腰に激痛が走った。
「いだだだだ…」
あまりの痛さに腰を擦っていると、焦凍が「大丈夫か…？…昨日激しかったからな…すまねぇ」と言って私を起き上がらせてくれた。
身だしなみを整えて、朝食を食べ、お母さん達が来たときの為に準備をする。
腰が痛いせいで、あまり動けないのだが。
準備を終わらせて、家で何かしらとしていると、過ぎる時間はあっという間なもので、インターホンが鳴った。
来た！
「はーい！」
焦凍と一緒に玄関まで行き、ドアを開けると、突然飛び込んできたのが…
「姉ちゃんっ！」
「海斗！大きくなったね！」
私の腕に飛び込んできたのは、8歳年下の弟、海斗だ。
「姉ちゃん、会いたかった！！」
「私もだよー！」
「A〜！焦凍君〜！大きくなっちゃって！」
「久しぶりだねえ！」
「お久しぶりです、お母さん、お父さん。」
「とりあえず、上がって！三人とも！」
「おじゃまするわねー！」
私と焦凍は、三人を空き部屋に招いた。
＊
字数ギリギリです…(汗)
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白鯨(プロフ) - ヒロアカ尊い。さん» 分かりました！変更いたしますねー！ (2019年2月11日 19時) (
レス) id: ceeb898d35 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロアカ尊い。 - 白鯨さん» すみません！かなり身勝手ではあるのですが、海斗君が幼くなるというリクエストは取り消しして、轟君のかっこいい所が見てみたいです！ (2019年2月11日 19時) (レス) id: 34ebdd8467 (このIDを非表示/違反報告)
白鯨(プロフ) - ヒロアカ尊い。さん» なるほど、確かにそれは良いですね！そうさせて頂きます！！ (2019年2月8日 21時) (レス) id: ceeb898d35 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロアカ尊い。 - 白鯨さん» わあ、それは楽しみです！続編ワクワクします！！一つ提案なのですが、轟君のお母さんは退院したことにするのはいかがでしょうか？ (2019年2月8日 19時) (レス) id: 34ebdd8467 (このIDを非表示/違反報告)
白鯨(プロフ) - ヒロアカ尊い。さん» まさかオリジナルキャラクターを好きと言ってくださる方がいたとは…！ありがとうございます！更新は遅めになるかもしれませんが、続編では、ほのぼの+絆を上手く描けたらなと思います！ (2019年2月2日 22時) (レス) id: ceeb898d35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白鯨 | 作成日時：2019年1月4日 15時
