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実弥side
俺にはたくさんの兄弟がいた
しかしそれは鬼化した母親によって殺された
その中にはまだ2歳になったばっかりの妹がいたんだ
俺はそれを守れなかった…
だから俺は玄弥を守らなくちゃならねぇ
死んでしまった兄弟達のためにも俺は今日も鬼を切る
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玄弥side
また謝れなかった…
兄ちゃん…怒ってるだろうな…
そりゃそうだろう、俺達を死に物狂いで守った兄ちゃんに人殺しって言ったから…
俺があの時…みんなを守れる力があったら…
死んだ兄弟達の中にはまだ2歳になったばかりの妹がいたんだ
俺はその時6歳で、兄ちゃんが11歳だった
年齢なんて関係ない
ただ俺は兄ちゃんに謝ってこの世の鬼を全部殺す…
俺は前に進まなくちゃならない
俺はそう思いながら鍛錬をした
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玄弥side
鴉「かァ〜かァ〜玄弥ァ〜風柱との合同任務〜急いで迎え〜」
玄「えっ!!?兄ちゃんと!?」
鴉「そうだァ〜!早くいけぇぇぇぇえええ!」
玄「わぁったよ!」
兄ちゃんとの合同任務
俺と兄ちゃんは接触禁止なのにどうしてだろう?
俺は走りながら考えた
玄「おぃカラス。今回の任務について詳しく教えろ」
鴉「今回の任務はァ鬼を狩ることではないそうだァ!」
玄「どういうことだ?」
鴉「夜になると人を狩る幼い少女が出るらしい!そいつを捕まえて連れて来いっていう任務だ!」
玄「人を…襲う?その子は人間なのか?」
鴉「伝達によると!そうらしい!」
玄「そうか…」
今回の任務はどうやら鬼を狩るのではなく人を狩る少女を連れてこいという話だそうだ
幼いからと言って、鬼殺隊にこれほどまで情報が出たんだ。
多分その子は只者じゃない。
俺はそう思いながら兄ちゃんとの待ち合わせ場所まで走った
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実弥Love - 初めまして。この小説面白い!実弥推しとして面白いです。 (2020年11月27日 13時) (レス) id: 12fa219545 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うぃ | 作成日時:2020年8月3日 22時