１５ ページ16
あのあと徐々に泣き止んでいったあの子を寝かし、共用スペースへ戻る。
桃「どうだった？」
青「寝た」
水「寝かしたの？」
青「ん」
紫「あのさ、あの子どうするん？」
青「せやな・・・まあマフィアの現場見られてるわけだし、
あんな状態だったしで普通に返すのは難しいな。ここに匿っとくか」
＿もしもShoutに狙われているなら、尚更。
紫「りょーかい」
ひとまず話の続きは明日。そういうことでメンバーは解散していった。
俺も自分の部屋のベッドに寝転び、考えを巡らせる。
ｺﾝｺﾝ
赤「まろ」
青「りうら？ええよ」
赤「一つ言いたいことがあってきたんだけど」
起き上がってベッドに座る。
りうらを椅子に座らせて話す。
赤「・・・あのさ。Aさんの月命日・・・なんだけど」
青「うん、そろそろやな。１ヶ月が早い・・・」
赤「ね」
赤「ありがとう」
＿あれ、渡さんとな。
赤「？ どうしたの」
立ち上がって、引き出しを開けてそれを丁寧に出す。
青「これ、りうらにって」
赤「え？誰から・・・」
そういって茶色の封筒を裏返し、そこに書かれている文字を読んだりうら。
目を見開き、口をパクパクさせる。
赤「・・・え、」
青「・・・ん。読んでええよ」
そういうとりうらは丁寧に、でも急いで封筒を開ける。
手紙に目を通すりうら。
その目からは、涙が溢れていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 21人がお気に入り
「いれいす」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
狐雪すぅ。 - プリ見れねえ…つらい… (4月2日 11時) (
レス) @page32 id: b6852b2992 (このIDを非表示/違反報告)
いれりすに生まれて幸せ - プリ小説を見れない人からしたらつらい そこはうーん，ってなる，けど！今まで神作品を提供してくださっていたなふさんのご意思なら仕方ない、、、！！！これからも頑張ってください！ (12月25日 18時) (レス) @page32 id: 7bc4768d0b (このIDを非表示/違反報告)
猫宮悠麻(プロフ) - 猫宮なふさん» そうだな〜 (9月22日 17時) (レス) id: 2f168736cf (このIDを非表示/違反報告)
猫宮なふ - るる🐿さん» みんなですね笑（（ (9月22日 17時) (レス) id: 2326558a84 (このIDを非表示/違反報告)
猫宮悠麻(プロフ) - るる🐿さん» また仲間いた！ (9月22日 16時) (レス) @page31 id: 2f168736cf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：猫宮なふ | 作成日時：2023年4月28日 23時
