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京極夏彦×探偵社少女 ページ24

今日の御相手は、妖術師さんです!
ちなみに、Aさんは探偵社所属。Aさんは彼の名前は知っている設定です


ーーーーーー


ぞくり。
気味の悪い衝動に、辺りを見渡した。
胸が妙にざわつく。冷や汗が、伝う。

__何かが、居る。


「…若いお嬢さんに、そうも反応して貰えるのは嬉しいものじゃ。」


笑い声が聞こえた方を振り返ると、華美な装飾を施した男が立っていた。


『あー…どちら様ですか?』

「これは失礼。儂は京極夏彦と云う者じゃ。」


京極、夏彦…!
決して自らの手を染めない犯罪者。
彼の噂は、耳にしたことがある。


『…なんの御用で?』


内心の動揺を抑え、あくまで冷静を装って質問をする。
彼は、糸目を更に細め、私に笑いかけた。


「野暮用の帰りに、麗しいお嬢さんを見かけたもので、つい…。それだけじゃよ。」


……果たして、彼の言っていることをそのまま飲み込んでも良いのだろうか。


『麗しい、なんて大袈裟です。』


そう言い乍、京極の様子を伺う。
証拠が無いから、政府機関はこの男に逮捕状を出せない。

……それなら。


「無駄なことをするのは時間の無駄じゃ。そう思わないかね?」


銃を構える、という動作に移るコンマ数秒の間。
一瞬。彼から意識を離した一瞬。

彼の言葉に、ピタリと身体も意識を止まる。
バレた…?何故?私は()だ、何もしていないのに。


『…えぇ。非効率この上ない…ですね。』

「君になら判って貰えると思っていたよ。」


冷や汗が背中を伝う。

風に乗って、何処からか警報音(サイレン)が聞こえてくる。
だんだんと近づいてくるそれは、きっと京極を追っているものだろう。


「残念じゃが、時間切れ(タイムオーバー)のようじゃ。また会おう、次は…もっと、踏み入った話を。」


妖艶に微笑んだ京極に気圧されていると、ふわりと温かいものに包まれる。
抱き締められている、と気付いたのと、優しく唇が重なるのがほぼ同時で。

憤る暇もなく、恥じる間も無く、彼は微笑みを残して姿を眩ませた。
__胸が熱く騒いでいるなンてこと、私は信じない。


ーーーーーー

京極「評価をお願いしてもいいかね?その後で、君の期待に沿った事をしよう。」

京極「浅葱 さんリクエスト有難う。この感謝をどう伝えようかの…そうじゃ、こちらへおいで。」

新・双黒×特務課少女→←アンドレ・ジイド×マフィア少女



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伊達 光秀 - 綾辻さんと京極さんの手下の女の子のやつ、凄い萌えました。←好きなんですよ、ドS?と強気な女の子の恋愛が。しかも、敵同士だったら萌しかないじゃないですか、どうしてくれるんですか!!← (2020年1月10日 18時) (レス) id: f7e36ec018 (このIDを非表示/違反報告)
Pigro(プロフ) - 伊達 光秀さん» 返信遅れてすみません、モンゴメリちゃん可愛いですよね…!ツンデレさん好きです! (2018年9月19日 6時) (レス) id: 07bc39b805 (このIDを非表示/違反報告)
伊達 光秀 - モンゴメリちゃん...かわいいな(真顔) (2018年9月1日 7時) (レス) id: 9cccb0eb3e (このIDを非表示/違反報告)
Pigro(プロフ) - 涅祇(ねぎ)さん» 返信遅れてすいません。確かに余りないですよね…!渋くて格好良いのに…! (2018年7月9日 20時) (レス) id: 07bc39b805 (このIDを非表示/違反報告)
涅祇(ねぎ)(プロフ) - 広津さんの夢あまりないので嬉しいです!ありがとうございました! (2018年6月20日 20時) (レス) id: 5de7820d7e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Pigro | 作成日時:2017年3月28日 14時

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