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伊野尾side
「いのおちゃ、、、」
弱々しい声で俺の名前を呼ぶのが聞こえ、
その声の主に抱きしめられたようだ
さっきまでの荒く冷たい抱きかたではなく、
優しい温もりが俺の乾いた心までも包み込まれるような心地良さ
そこで意識を飛ばしてしまった
目を覚ますと
白い天井、独特な匂い、
少し固めのベッドに寝かされていて
病院に連れてこられたのを察した。
俺はあくまで冷静でいて目をぱちぱちさせていると
どうやらチーフマネージャーが付き添ってくれてたらしくすぐに医者を呼ばれた
色々検査を受け、特に異常がなかったらしく、
点滴をしていくようにとだけ言われて病室に戻った。
伊野尾「そういえば、あの後どうなったの?俺あんまり記憶がなくて、」
チーフマネ「あぁ、俺もあとから聞いた話だけど、伊野尾が救急車で運ばれたあと、薮と山田が△△を問い詰めて
そしたら急に縮こまってのそのそと話し始めたところで
警察の方に引き渡した。
あいつら、伊野尾のところへ行くんだってうるさかったけどなんとか2本目の収録に戻した
そこはわかってやってくれ」
伊野尾「そう、なんだ。
ほんと、俺のせいでみんなに迷惑かけてる...」
チーフマネ「いや事情はなんとなく聞いた。気づいてやれなくてごめんな。辛かったろ」
いつもは怒りっぽいチーフが俺の頭をポンポンとしてくれる
伊野尾「おれぇ、こわかった...
途中、このまましんでしまいたいって思って、
そんな自分もこわかった
でもみんなが助けにきてくれて、
それが嬉しくて、
それ、から...」
チーフ「大丈夫、薬の副作用らしい
このままゆっくり寝ちゃいな」
伊野尾「う、ん...」
言われるがまま瞼を閉じた
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honosan0622(プロフ) - 、さん» 外すの忘れてました。ご指摘ありがとうございます。 (4月16日 7時) (レス) id: 5ff33fbfa7 (このIDを非表示/違反報告)
はちはたは - 、さん» 別にそれくらいで…報告しなくても……… (4月16日 2時) (レス) id: 2bfbe6c963 (このIDを非表示/違反報告)
、 - 二次小説ですよね?オリ○ラ外してくださいね?違反して楽しいですかね。運営に報告済みです (4月16日 0時) (レス) id: af644f2703 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ほのか x他1人 | 作成日時:2023年1月17日 0時