自分ただの宝石専門の何でも屋です・パート2

第四十八話【安全圏此処かい】 ページ2

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「数日間Aを此処で過ごさせてほしい」

「構わん、その様な事態になったのならな」







「安全圏総統室かい！！」



いや、唯一の安全圏此処かい…。

ひとらんが絶対に大丈夫だよって言ったから

信用して着いてきたら…。

まぁ、確かに総統室なんてそう簡単に

行っちゃダメだけど…。



「いいの？俺の事此処に置いて」

「別に構わん……それに、お前の事を
皆に説明していなかった私の責任だ
総統室の右の部屋を貸してやる」

「右の部屋？」

「総統室は左右の部屋と繋がっていて
左が私の部屋で右は空き部屋なんだ
勿論、総統室からでしか左右の部屋には
行けないゾ……あと、トイレと風呂付いてる」


総統室、なんかスゲェな。

トイレと風呂付きってスゲェな。


うぅ……総統閣下に迷惑をかけて

しまった…。


申し訳ない。



「とにかく、明日から此処に来るように
寝巻きとか色々持ってな……
宝石の仕事も当分休みだな」

「そんなぁ……」

「ちゃんと事態が収まったらさせてやるから」

「はーい……」



当分休みかぁ。

じゃあ、当分の間何しよう。

本読むとか……あと…。


あとで考えよう。



「じゃあ、総統閣下……少しの間だけ
此処でお世話になります」

「おう」

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