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及川があまりにも美海に詰め寄って慌てているので、美海にも及川の焦りが移ったらしく、美海も吃っていた。


美海「だっ...大丈夫です。

談話室とかありますよね?

僕は毛布とかあれば、談話室のソファーとかでも寝れます!」


及川「ダメでしょ!!

風邪ひいちゃうかもしれないし、体を痛めちゃうかもしれないし...

何より誰かにお持ち帰りされたらどうすんの!!」


京谷「及川うるせぇ。」


あまりの及川のしつこさに呆れ果てた京谷が声を上げた。


岩泉もそれに続き、

岩泉「全くだ。

後輩に気を使わせてんじゃねぇよ。」

と及川を叱った。


及川「でも考えてよ!!

美海ちゃんこんな可愛いんだから何されるか分からないじゃん!!」


京谷「お前、保護者かよ!!」


花巻「ナニ、されちゃうのかなぁ...。」


アブナイ発言をした花巻に及川は

及川「マッキー!!!」

と花巻を睨みつけた。


松川「おおっ、及川ママは怖いね〜。」


黒尾「とりあえず中に入りません?

後ろがつっかえてるんだけど...。

研磨が座ってゲームしたそうだし...。」


澤村「それに、あまり周りに聞かれたくない内容でもあるし、中に入ってるきちんと話し合った方がいいだろう。」


及川「...そうだね。

中入ろっか...。」


黒尾と澤村に宥められて一旦落ち着いた及川を先頭にその場にいた人々はゾロゾロと寮の中に入っていった。









?「おもろそうな会話しとったなぁ、サム。」


?「そうやなぁ、ツム。

新しく来た子、何か隠してそうで楽しゅうなりそうや。」

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作者名:柊海翔 | 作成日時:2020年3月16日 19時

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