放送事故 ページ15
『ぐはぁ!!?』
あっけなく鼻血拭きだしちまいました、てへぺろー(
……いや、ふざけてるけど今回は本当に量が違う。
「ねーさん」って優が言うと破壊力が半端じゃない。昔から優は俺のことをAで呼んでいたから、急に「ねーさん」って……これは真面目に俺が出血多量でお迎えがくる可能性が跳ね上がってしまう。恐るべしショタ(
名残惜しいが「ねーさん」は却下で(
・
綱海「ひゃっほーぅ!」
グルグルと空中で何回転もしている兄貴。
波の力を借りたとは言え、さすがにそろそろ地上に降りてくる方が自然なのにまだ空中でまわり続けている。……ちょ、スタッフ放送事故がry
その時、ﾊｯと気がついたように地面を見た兄貴は、やっと地上に向かって落下してきた。サーフボードが兄貴を追うようにして、後から地面に落ちて突き刺さり、大きく揺れた。そばにいた目金は驚いて腰を抜かし、パクパクと唇を動かしている。ビンタといいこれといい…兄貴は目金に恨みでもあるのだろうか(
…まあ目金だからいいか(
綱海「よっ、また会ったな」
まるで何事もなかったかのように笑い、片手をひらひらと振って見せた兄貴。
いつもならその男らしい笑顔に惚れ惚れしているところだが、どうしても先ほどの放送事故が気になって仕方ない。もしかしてトリックなのかアレ…(
膨らんでやまない想像と好奇心から、つい言葉がこぼれ落ちてしまった。
『ずいぶんと長く飛んでたな』
綱海「……サッカーって砂浜でもするものなのか?」
しかし、兄貴は俺の言葉をガンスルーし、手作りのゴールをしげしげと眺めた。まあ「やる気さえあればそこがフィールド」はエンドゥー教の教えの一つ()だからなーー……いや、そんなことよりも無視されたことを気にすべきだと俺は思う(
綱海「ま、いっか。所で、そいつどうしたんだ?」
急に此方を振り返り、ベンチに歩み寄ってきた兄貴は俺の膝の上で寝ている優を指差した。さては兄貴……話を別の方向にずらしまくってさっきの放送事故をもみ消そうってんじゃ……((
『あー…此奴…優は暑さに弱いから……』
優の額をそっと撫で、兄貴の質問に答えた。
勿論、無視したことは気にしてません。寧ろその言葉は空気同然に扱っていますと言った態度で、だ。放送事故なんて二次元にも三次元にもどこにでも存在するものだし、俺は寛容な人間だ。しかもお相手は兄貴。……この件は水に流して忘れよう(笑顔)
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にゃふ(プロフ) - 続き楽しみです！更新頑張ってください! (2021年1月19日 7時) (
レス) id: 2c9f18fc80 (このIDを非表示/違反報告)
イオ - 中学生の頃から大好きです。待ってます。 (2020年2月1日 21時) (レス) id: c077c7a2af (このIDを非表示/違反報告)
猫マグロ - 大変だと思いますが、頑張って下さい。 (2018年12月2日 0時) (レス) id: 45b8ce4708 (このIDを非表示/違反報告)
ぽかり(プロフ) - 応援してます〜 (2017年12月10日 20時) (レス) id: 4b5353ee1f (このIDを非表示/違反報告)
らいあナリ(｀.∀´)＜プリッ(プロフ) - はじめまして！らいあと申します！！この作品すっごく面白いです！続きがめちゃくちゃ気になります！大変だとは思いますが戻ってきて欲しいです！！！！いつまでも待ってます！ (2017年10月27日 21時) (レス) id: 7958bf65a8 (このIDを非表示/違反報告)
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