idol：）２３ ページ6
・
「あの……すみませんでした」
剣城君からのいきなりの謝罪。
……あれ、なんか剣城君したかな？
「え、何の事？」
「何の事、って昨日……」
そう言って、剣城君は口ごもる。
昨日？ 昨日って何かあったっけ？
……あ、もしかしてあの時の……？
「それって、あたしを雅ちゃんと間違った事？」
あたしが質問すると、
剣城君は恥ずかしそうにコクリと頷いた。
あ、耳までほんのり赤くなってる。
意外と可愛いとこあるんだなぁ……。
少し笑いそうになるが、そこはぐっと堪える。
「本当すみません……。
すごく雅と似ていたから……」
「別にそんなに気にしてないけどさ、
雅ちゃんの事好きじゃないの？」
「……えぇ、まぁ。
あいつ、いっつもサインくれって言って、うっとうしいんですよ」
怪訝な顔をしてそう言う剣城君は本当に嫌そうだ。
そんなに嫌だったのか。
にしても。
「可愛いね、剣城君」
「はっ！？」
「いや、色々表情変わって可愛いとこあるんだなって思って」
「可愛くないですよ！ 何言ってるんですか……」
またまた顔が赤くなる剣城君。
ほらやっぱり可愛いじゃん。
と、そこへ、
「あれ、京介？」
一人の男の人がやってきた。
ラッキーカラー
あずきいろ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 106人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
misa(プロフ) - 如月 時雨さん» うん!!じゃあ、３の方にいくね!! (2014年1月2日 18時) (
レス) id: 4f90250b8b (このIDを非表示/違反報告)
如月 時雨(プロフ) - misaさん» そうだね、せっかくなら３の方で話そっか(´∀｀) (2014年1月2日 18時) (携帯から) (レス) id: bfd71592bf (このIDを非表示/違反報告)
misa(プロフ) - 如月 時雨さん» 時雨〜!!これ、３の方で話す？それとも、こっちのままの方がいいの？ (2014年1月2日 18時) (レス) id: 4f90250b8b (このIDを非表示/違反報告)
misa(プロフ) - 如月 時雨さん» なら良かった＾＾ (2014年1月2日 15時) (レス) id: 4f90250b8b (このIDを非表示/違反報告)
misa(プロフ) - 如月 時雨さん» そうなの？ww (2014年1月2日 15時) (レス) id: 4f90250b8b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：如月 時雨 | 作成日時：2013年5月19日 18時
