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「このままじゃ、昔の僕に戻ってしまう！」
「あのさー、今のアズールって昔のアズールよりずっとダサいんだけど」
「あーーー、そうですか。どうせ僕は1人じゃ何もできない、グズでノロマなタコ野郎ですよ！」
『フロイド先輩！火に油を注ぐようなこと言わないでください！』
「だって本当のことじゃーん」
「もっとマシな僕になるために、みんなの力を奪ってやるんです。美しい歌声も、強力な魔法も、全部僕のものだ！！！」
アズール先輩のブロットが黒い液体で満たされ、その刹那アズール先輩の姿形が変わった
「ふな゛っ？！アイツ、足がタコになったんだゾ？！」
「あれが、海の中でのアズールの姿です」
「あの後ろの何？オレでも絞められないくらいデカい」
「ねえ、Aさん」
『なんですか』
「僕に、くださいよ。貴女のコピーの能力を！！」
『うわっ？！』
まさか自分に矛先が向くとは思っておらず、防衛魔法が遅れアズール先輩の触手に捕まる
「おい！A！」
「Aちゃん！？」
『痛っ...う゛っ...』
「貴女に魔法がなくなったところで、他の全てが満たされてるんだ！僕とは違う！僕には、何も無いんだ！」
『無いって...どうして勝手に決めつけて...っ』
「アハハッ、そんなの決まっているでしょう。僕が、グズでノロマなタコだからですよ」
「あのタコ野郎...許さねェ」
「レオナさん！落ち着いてくださいッス！無闇矢鱈に突っ込んだらヤバイッスよ？！」
「チッ...じゃあどうしろっていうんだよ！」
「レオナ先輩...」
「おい、リーチ兄弟、テメェらの寮長の責任だ。お前ら協力しろよ」
「は？俺らに命令してんじゃねーよ」
「言われる前から、そうするつもりです。アズールもAさんもオクタヴィネルにとって大事な人材ですから」
『...アズール先輩』
「...」
『契約書破られたからって駄々っ子みたいになってんじゃないわよ！！貴女は他の全てが満たされてる？知るかそんなこと！！私は私の人生を必死に生きてるんだ！』
「えっ」
普通はこういう時優しい言葉をかけるのだろうが、私はそんなつもり毛頭ない。
いきなり叫び出した私に、驚きの表情を隠せないアズール先輩。
『逆に聞くけど、私の何を知ってるんですか？！知ったかぶったように言ってんじゃないわよ！』
「ハッ...アイツ口だけは達者だな」
「相変わらず、怖いんだゾ」
「A、その通りだ...！言ってやれ！」
「デュースは黙っててくんないかな」
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グリムかわよ - マレウスの僕は嫌われてないがめっちゃデジャヴ (2020年10月11日 22時) (
レス) id: 95efe95a5b (このIDを非表示/違反報告)
かいがら(プロフ) - 菜月さん» ご指摘ありがとうございます...！！72話の内１つを削除しました！！！ありがとうございます(((( (2020年5月23日 11時) (レス) id: 0e224a5973 (このIDを非表示/違反報告)
菜月 - ん、、、？んんんん？72話が２つあるだと、、、？(((殴,,,こーゆーノリやって見たかったんですううう(後悔はしていない) (2020年5月23日 9時) (レス) id: c8c8847984 (このIDを非表示/違反報告)
かいがら(プロフ) - 月兎さん» 無事続編にいきました！マレウス様の妹なら最強にしたい！と思ってしまい夢主さんは最強になりました笑 とてもうれしいです、ありがとうございます！更新がんばります！ (2020年5月7日 20時) (レス) id: 9926127154 (このIDを非表示/違反報告)
月兎 - 続編おめでとうございます！更新されるたびに待ってましたー！とドキドキしてました、夢主さんが最強でマレウス様が面白いです、更新頑張ってくださいね、楽しみにしてます！ (2020年5月7日 16時) (レス) id: 6671492ea8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かいがら | 作成日時：2020年5月7日 16時
