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＿＿その日の夜
「え？君らマジで珊瑚の海に行ったんスか？」
「は、バカすぎんだろ」
『そそのかしたのもしかしてレオナ達？本気で許さないよ？』
「フン、だれも馬鹿正直に海に行け、なんて言ってねぇよ。時間は有限。頭を使って価値のある使い方をしろって言ってやったんだ」
「あの、もしかしてレオナ先輩たちはあの双子が人魚だって知ってたんスか？」
「まぁな」
「オレは去年の夏、水泳の合同授業でフロイド君が元の姿になってるところ見たことがあるけど…あれに追いかけられたら一巻の終わり間あるッスね」
『たしかに…陸で追いかけられても面倒なのに』
「だったら先に教えておいてくださいよ！」
「事前の情報収集なしに勝手に飛び込んでいったのはお前らだろ？」
「もっと用心深くならなきゃ、シシシッ」
『ジェイド先輩たちに邪魔をされたら勝てる気がしない…』
「リーチ兄弟はアズールくんの手下で、契約者から担保と代償をきっちり取り立てることで有名ッス。クリアできないよう邪魔をしてくるって噂もね」
「なんて卑怯なヤツらなんだゾ！」
「きっと何とかなる…よ、たぶん」
『ユウちゃん、がんばろ…』
「レオナさん？」
「アズールのユニーク魔法は『黄金の契約書』(ｲｯﾂ･ｱ･ﾃﾞｨｰﾙ)。『特別な契約書にサインを取り付ければその対象から能力を一つ取り上げられる』」
『え？』
「しかも、契約違反が生じた場合、違反者はアズールに絶対服従状態にされちまうって話だ」
『え？え？』
「取り上げた能力は契約書に封印されていてアズール本人はいつでも使えるらしい」
『あのケチなレオナが教えてる…』
「うるせえな…」
「…で、だ。その特別な契約書がある限りアイツとの契約は継続する」
「ふなぁ〜…どうしたらいいんだぁ…」
『オクタヴィネル寮に行くの気まずいな〜』
「お前はとっととその寮に帰れ」
『なんで！ひどくない？』
「泳ぐのが苦手じゃ使いもんになんねぇだろ、オクタヴィネル寮で情報でも集めてろ」
『何も言い返せない…じゃあ、私帰ります…』
「Aちゃん、ありがとう！大丈夫だとは思うけど、オクタヴィネル寮で気を付けてね？」
『ありがとう、ユウちゃんこそ獣には気を付けてね』
「大丈夫、ジャックくんやグリムいるし」
『それは頼りがいがあるね』
＿＿＿
＿＿＿＿＿
『た、ただいま…』
「ミノカサゴちゃ〜ん」
「Aさん、ﾌﾌ」
こ、こわすぎる…
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グリムかわよ - マレウスの僕は嫌われてないがめっちゃデジャヴ (2020年10月11日 22時) (
レス) id: 95efe95a5b (このIDを非表示/違反報告)
かいがら(プロフ) - 菜月さん» ご指摘ありがとうございます...！！72話の内１つを削除しました！！！ありがとうございます(((( (2020年5月23日 11時) (レス) id: 0e224a5973 (このIDを非表示/違反報告)
菜月 - ん、、、？んんんん？72話が２つあるだと、、、？(((殴,,,こーゆーノリやって見たかったんですううう(後悔はしていない) (2020年5月23日 9時) (レス) id: c8c8847984 (このIDを非表示/違反報告)
かいがら(プロフ) - 月兎さん» 無事続編にいきました！マレウス様の妹なら最強にしたい！と思ってしまい夢主さんは最強になりました笑 とてもうれしいです、ありがとうございます！更新がんばります！ (2020年5月7日 20時) (レス) id: 9926127154 (このIDを非表示/違反報告)
月兎 - 続編おめでとうございます！更新されるたびに待ってましたー！とドキドキしてました、夢主さんが最強でマレウス様が面白いです、更新頑張ってくださいね、楽しみにしてます！ (2020年5月7日 16時) (レス) id: 6671492ea8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かいがら | 作成日時：2020年5月7日 16時
