No.79 ページ33
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遅れましたが…
こちらのイラストはAちゃんが岩崎蓮に助けられたシーンのやつですね。
こんなスタイルが良くて顔が良かったらどれだけ楽しいんだろうなぁって思いながら描いてました。()
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彼は本当に何を考えているのか分かりづらい。
かれこれ今年で十三年の付き合いになるが、昔から顔に出ないような人で口に出さない限り、大抵のことは分からない。
まあでもたまぁに幼馴染にしか分からないような点に気づいたりはするけどね。
…………って急になんの話だよって思ったやつ。
あのねぇ。
今日のさとちゃん、いつもの五倍何が言いたいのか分かんない。表情も読み取れないし。
『あつ。』
さと「パーカー脱げ。」
きゃーー。
さとちゃんったら女子に向かって脱けだなんて。
そんなどーでもいい事を思いながらも結局脱ぐ。
『あーーーー、ちょっとはマシになったわー。』
さと「………………」
………………
『…あのぉ、さとみさん。さっきから何でそんなジロジロと?何かご不満でもお持ちで?』
何も隠す事もなくただ一心に私の方を見る。
相手が幼馴染じゃなかったら殴られてただろうね。
さと「……やっぱパーカー着ろ。」
『は?やだ。』
さと「いいから着ろ!!!」
うわっ、まじびびった。
え、何こいつ。今んとこただの不審者やけど大丈夫そ??
『脱げに着ろに……何かしてる??』
ドッキリ的なやつ。
それだったらしょーもさすぎるけど。
さと「……早く気づけよばーか。」
えっ、ただの理不尽で泣く。
『んーー…………よし、さとみよ。海へ行こうじゃないか。』
さと「何で?」
『動かない限り暑いのには変わらないから。』
さと「正直に言うと…??」
『………遊びたくてうずうずしてきた。』
さと「よし、行こう。」
やったぜ。
さぁ、私たちも海に行くぞ!
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作者名:あいますく | 作成日時:2022年12月5日 19時