No.50 ページ4
あれから私たちはお買い物を再開し、順調に買いたい物を達成していったのであった。
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『まじでありがとね〜。』
さと「ほんとだよ。お前むっちゃ服買うやん、絶対着ないだろ。」
いやそれが着るんだよねぇ。
さとちゃんには分からないだろうね((
まあでも今日はさとちゃんがいるからかいつもよりも多めに買い物しちゃったし……
ちょっと申し訳なくは思ってる、うん。
『あ、あと…ナンパ男、撃退してくれてありがと。』
まさか私がナンパされる日が来るだなんて。
『あーゆー時ってなんか力が出なくなっちゃうんだよね、なんでだろ』
連れてかれそうになった時にさとちゃんが一番に頭の中に浮かんだのはなんでだろ。
あと、さとちゃんが来てすっごく嬉しかったのもなんでだろ。
さと「…わり、ずっと一緒に付いてればよかったのに。」
さと「いっつもは側にいてやってたのに……」
さとちゃんはなんであやまるんだろ。
『さとちゃんは悪くないよ。』
『次ナンパされたら私、ボッコボコにしてやるから!!』
おりゃおりゃおりゃー!
空気に向かってパンチをしまくる。
さと「ははっwww、何だそれ。」
笑われた。
護身術を身につけるんだよっ!
んな事も知らねーのか。
べーっと心の中で舌を出しながら、表ではさとちゃんを睨む。
すると、
さと「でももう一生離れねぇからその心配はいらねぇな。」
と言い、頭を撫でた。
これだからこいつは…
すぐ思わせぶりな行動するんだから。
この、女タラシっ!!
『……ばーか。』
勘違いさせんな。
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作者名:あいますく | 作成日時:2022年12月5日 19時