検索窓
今日:13 hit、昨日:2 hit、合計:3,673 hit

No.47 ページ49

あれから三人でオムライスを作ってお風呂にも入り、みんなで一緒のシングルベッドに寝て、ようやく女子だけのお泊まり会が終わった。




『はぁ……日曜日やな。』





どーせ明日も体育祭の代休で休みだし、なんもする事が無い。

親もいつもの如く帰ってこないしさぁ。




あ、そーだ。
久しぶりに買い物しよっかな。




でも私いっぱい買い込んじゃう癖があるんだよね。

んーーー。



多分どっちにしろ荷物は多くなるだろうし。







『……よし。』






私はL○NEでさとちゃんのトーク画面を開き、






『今日空いてる?、と。』







ピコンッ、






いや返信はやっっ



スマホを見ると、「なんもねぇけど、荷物持ちは嫌だ。」ときた。

くそっ、お見通しってか。




ただ、大丈夫だ。

こんな時の為に私は作戦を持ってきたのだ。






『お願い、何でもするから。』






そう、これはみんなが必ず許してしまう魔法の言葉なのだ。




もしかしてみんな、一生のお願いとか使うと思われた?

ちっちっちっ、そんなん甘いよ、甘い甘い。
なんせ私は過去に六度彼にそのお願いを使ったからだ。


流石に七回目の転生はしないでおくと決めたのさ。






ピコンッ、





お、きたきた。

見てみると、「言ったな?覚えとけよ、その言葉。」ときた。


何処ぞのヤンキーみたいな口調だな。




まあ、あいつの事だろうしどーせ高いジュース奢れとかやろ。
それだったら即逃げるわ。





『よぉし、準備しよっと。』




今の時間は9:30だ。
待ち合わせは駅に11:00だから……


あれ?あんま時間なくね??





『やっば……』





いいかい。
1時間30分もあるじゃんって思ったそこの君。

女の子の支度は長いんだよぉ?





急いでメイクをする。

んー、今日はいつもとちょっと違う感じにしよーっと。



いっつもナチュラルメイクだから…
ちょっと色素薄め系のメイクにしたいなぁ。



___________



『え、バチくそかわええやん。』




あ、ごめんごめん。

ちょっとこのメイク私に似合ってたぽいわ。



次は髪やなぁ。
髪はやっぱり巻いて行くけど、ヘアアレンジしたいな。

じゃあそれは服に合わせるかっ…





『服はー…花柄のワンピースにカーディ……』






おぉ……
可愛いけどさ。

さっきからずっと思ってたんは…





『なんか……外国人みたい。』






バリバリの日本人なのに…



色素薄めのメイクしちゃったから?

まあ可愛いからええけどさ。

続編→←No.46



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
15人がお気に入り
設定タグ:stxxx ,   
作品ジャンル:ラブコメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あいますく | 作成日時:2022年10月18日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。